特許
J-GLOBAL ID:200903017321110148

電動機の速度制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森田 雄一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-286832
公開番号(公開出願番号):特開平6-113578
出願日: 1992年09月30日
公開日(公表日): 1994年04月22日
要約:
【要約】【目的】 電動機の速度制御における速応性、追従性等の感度特性と共に、ロバスト安定性を高める。【構成】 軸を介して負荷に結合された可変速電動機の速度制御を、H∞制御理論に基づき設計されたコントローラにより行う速度制御方法に関する。電動機からなる基準プラントP0と軸振動要因からなるプラント変動分Δとを考慮した制御対象Gを有する制御系の感度関数S、相補感度関数T、及び、これらにそれぞれ乗じる周波数重み関数W1,W2に基づくH∞ノルムが所定値以下になるように、感度関数Sに乗じる重み関数W1については低周波域において大きくし、かつ、相補感度関数Tに乗じる重み関数W2については高周波域において大きくするように決定してコントローラの伝達関数Kを求める。
請求項(抜粋):
軸を介して負荷に結合された可変速電動機の速度制御を、H∞制御理論に基づき設計されたコントローラにより行う速度制御方法において、前記電動機からなる基準プラントと軸振動要因からなるプラント変動分とを考慮した制御対象を有する制御系の感度関数、相補感度関数、及び、これらにそれぞれ乗じる周波数重み関数に基づくH∞ノルムが所定値以下になるように、感度関数に乗じる周波数重み関数については低周波域において大きくし、かつ、相補感度関数に乗じる周波数重み関数については高周波域において大きくするようにそれぞれ決定してコントローラの伝達関数を求めることを特徴とする電動機の速度制御方法。

前のページに戻る