特許
J-GLOBAL ID:200903017322116859
降伏比上昇の少ない高張力鋼材の加工方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小川 順三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-198429
公開番号(公開出願番号):特開平6-041633
出願日: 1992年07月24日
公開日(公表日): 1994年02月15日
要約:
【要約】【目的】 特に建築および橋梁などの鋼構造物用鋼材に曲げ加工等を施す場合に、その加工後においても降伏比の上昇が少なく、低い降伏比を維持できる高張力鋼材の加工方法について、提案する。【構成】 C:0.05〜0.20wt%、Si:0.60wt%以下、Mn:0.60〜2.50wt%、Al:0.10wt%以下、P:0.015 wt%およびS:0.010 wt%以下を含み、さらにCr:1.00wt%以下、Ni:1.00wt%以下、Mo:0.70wt%以下、V:0.060 wt%以下、Ti:0.030 wt%以下、Nb:0.050 wt%以下、B:0.0030wt%以下およびCu:1.00wt%以下のいずれか1種または2種以上を含有し、残部Feおよび不可避的不純物よりなる鋼材を、Ac1〜Ac3変態点間の2相域温度に加熱した後、650 °C以上の温度域で熱間加工を施し、次いで室温まで冷却した後、650 °C以下の温度で焼戻しを行う。
請求項(抜粋):
C:0.05〜0.20wt%、Si:0.60wt%以下、Mn:0.60〜2.50wt%、Al:0.10wt%以下、P:0.015 wt%およびS:0.010 wt%以下を含み、さらにCr:1.00wt%以下、Ni:1.00wt%以下、Mo:0.70wt%以下、V:0.060 wt%以下、Ti:0.030 wt%以下、Nb:0.050 wt%以下、B:0.0030wt%以下およびCu:1.00wt%以下のいずれか1種または2種以上を含有し、残部Feおよび不可避的不純物よりなる鋼材を、Ac1〜Ac3変態点間の2相域温度に加熱した後、650 °C以上の温度域で熱間加工を施し、次いで室温まで冷却した後、650 °C以下の温度で焼戻しを行うことを特徴とする、降伏比上昇の少ない高張力鋼材の加工方法。
IPC (4件):
C21D 8/02
, C22C 38/00 301
, C22C 38/54
, C22C 38/56
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