特許
J-GLOBAL ID:200903017323076958

反射型光変調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-166448
公開番号(公開出願番号):特開平9-015550
出願日: 1995年06月30日
公開日(公表日): 1997年01月17日
要約:
【要約】【目的】 コントラスト比の高い反射型光変調装置を提供する。【構成】 絶縁性基板6、反射電極7および遮光層8を含んで構成される光反射側の基板部材2と、透光性基板9および透明電極10を含んで構成される光入射および光出射側の基板部材3との間に、液晶層4および不変屈折率層5が介在される。不変屈折率層5は、基板部材2上に形成され、三角柱状の深さdの凹所5aを有する。当該凹所5aの所定の切断面における形状は三角形であり、凹所5aの成す角度2θgを二等分する線分15と、絶縁性基板6の法線方向14との成す角αがα≠0に設定される。nc>ngでは、入射光は液晶層4に入射し、不変屈折率層5の表面で反射し、遮光層8に集光されて吸収され、暗い(黒)状態となり、nc≦ngでは、不変屈折率層5を通過して反射電極7に到達し、反射して出射し、明るい(白)状態となる。
請求項(抜粋):
外部から与えられるエネルギに依らず屈折率ngが一定である透光性物質から成り、予め定める形状を有する不変屈折率層と、外部から与えられるエネルギによって屈折率ncが変化する透光性物質から成る可変屈折率層と、前記不変屈折率層および可変屈折率層を間に介在して前記エネルギを前記可変屈折率層に印加し、いずれか一方が透光性を有する一対のエネルギ印加手段とを備え、前記一対のエネルギ印加手段のうちの透光性を有する一方エネルギ印加手段は、透光性を有する平板状の絶縁性基板と、当該絶縁性基板上に形成される透明な一方伝達手段とを含み、他方エネルギ印加手段は、平板状の絶縁性基板と、当該絶縁性基板上に形成され、光反射性を有する他方伝達手段と、遮光部材とを含み、前記可変屈折率層にエネルギが印加されていないときに、透光性を有する一方エネルギ印加手段側から入射した光が集光される集光点が、他方エネルギ印加手段側に、当該他方エネルギ印加手段の絶縁性基板表面に対して平行に、直線状に集合して設定され、前記遮光部材は、前記集光点近傍に配置され、集光光の照射領域にほぼ等しい大きさを有し、前記不変屈折率層は他方エネルギ印加手段上に形成され、当該不変屈折率層は三角柱状の凹所を有し、当該凹所は三角柱の2つの側面が接する辺を通り、三角柱の伸びる方向に直交する方向であって、前記透光性基板の表面に垂直な切断面における断面形状が三角形に選ばれ、三角柱の前記2つの側面が接する辺と、前記集光点が集光した直線とが一致するようにして配置され、前記可変屈折率層は、不変屈折率層の凹所に前記透光性物質を配置して形成され、前記屈折率ng,ncは、(屈折率ncの最小値)≦ng≦(屈折率ncの最大値)の関係を満たし、前記一対のエネルギ印加手段間の間隔Dと、不変屈折率層の凹所の深さdとは、D≧dの関係を満たし、前記三角形の凹所が成す角2θgを二等分する線分と、前記他方エネルギ印加手段の絶縁性基板表面の法線方向とが成す角度αは、α≠0の関係を満たすことを特徴とする反射型光変調装置。
IPC (2件):
G02F 1/13 505 ,  G02F 1/137
FI (2件):
G02F 1/13 505 ,  G02F 1/137

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