特許
J-GLOBAL ID:200903017323744764

ガスクロマトグラフ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 良平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-020629
公開番号(公開出願番号):特開2001-208737
出願日: 2000年01月28日
公開日(公表日): 2001年08月03日
要約:
【要約】【課題】 試料注入による圧力上昇時に、気化試料が拡散してパージ流路から排出されてしまうことを防止する。【解決手段】 試料注入前の定常状態時には、第1圧力センサ13の検出値P1が設定圧力になるように調節弁12を制御する。試料注入後に試料気化室1内のガス圧が急激に上昇すると、流量抵抗11を介した第2圧力センサ14の検出値P2との圧力差ΔP(=P2-P1)が縮小するから、この圧力差ΔPが所定値以下になったらΔPが所定値に維持されるように調節弁12を制御すべく切り替える。これにより、パージ流量よりも大きな一定流量のキャリアガスを試料気化室1へと供給し続けることができ、気化試料の拡散が防止できる。
請求項(抜粋):
カラム入口に設けた試料気化室内に液体試料を注入して気化させ、該気化試料をキャリアガス流に乗せてカラムに導入するガスクロマトグラフ装置において、a)前記試料気化室にキャリアガスを供給するキャリアガス流路と、b)該キャリアガス流路上に配設された流量抵抗と、c)該流量抵抗よりも上流側のキャリアガス流路上に配設された調節弁と、d)前記流量抵抗の出口側の圧力を検出する第1の圧力センサと、e)前記流量抵抗の入口側の圧力を検出する第2の圧力センサと、f)定常状態では第1の圧力センサの検出値に基づいて前記調節弁を制御し、試料注入後には第2の圧力センサの検出値、又は第1及び第2の両方の圧力センサの検出値に基づいて前記調節弁を制御する制御手段と、を備えることを特徴とするガスクロマトグラフ装置。
IPC (3件):
G01N 30/32 ,  G01N 30/12 ,  G01N 30/26
FI (4件):
G01N 30/32 F ,  G01N 30/12 Z ,  G01N 30/26 E ,  G01N 30/26 L

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