特許
J-GLOBAL ID:200903017324806003

内燃機関のスロットル弁制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-126202
公開番号(公開出願番号):特開平6-330767
出願日: 1993年05月27日
公開日(公表日): 1994年11月29日
要約:
【要約】【目的】 内燃機関のスロットル弁制御装置の実用的かつ具体的な構成を示すとともに装置の小型化を図る。【構成】 通常運転時、運転者がクルーズコントロールスイッチをONにすると、そのときの車速が演算部に記憶されるとともにクラッチコイル12への通電がオンされる。するとクラッチコイル12の周りに磁界が発生し、アーマチャ34は板バネ33の付勢力に打ち勝って左方向へ移動し、クラッチロータ13に吸着する。この吸着による摩擦力はスプリング5および6の付勢力よりも強いので、アクセルペダルを離してもクラッチロータ13、アーマチャ34およびハブ32がモータ14の駆動力により一体に回動し、スロットル弁11の開度をモータ14により自由に制御できる。また、クラッチロータ13の外縁部13b内にアーマチャ34およびハブ32が設置されるので、スロットル軸3の軸長を短縮できる。
請求項(抜粋):
内燃機関のスロットル弁の開度を、運転者によって操作されるアクセル操作系と、制御装置によって駆動される電気操作系との両方で調節可能にした内燃機関のスロットル弁制御装置において、内燃機関の吸気管内の空気流量を調節するスロットル弁と、前記スロットル弁の回転軸の一端に固定されるスロットルレバーと、前記スロットル弁を開方向に付勢する第1付勢手段と、前記スロットル弁の回転軸に対して回動可能に設けられ、前記アクセル操作系により運転者の操作量に応じて回動されるとともに、前記スロットルレバーの前記スロットル弁の開方向側で係合して前記スロットル弁の開度を規制するアクセルガードと、前記アクセルガードを前記スロットル弁の閉方向に付勢する第2付勢手段と、前記スロットル弁の回転軸の他端に固定され、外周に前記スロットル弁の回転軸の径方向に伸長する突起部を有する第1回転板と、前記第1回転板に、前記スロットル弁の回転軸の軸方向に伸縮可能な弾性体を介して固定され、前記第1回転板と一体に回動する第2回転板と、前記スロットル弁の回転軸に対して回動可能に、前記第2回転板に隣り合って設けられ、前記第1回転板を取り囲む外縁部を有する第3回転板と、前記電気操作系の制御装置からの信号に応じて前記第3回転板を回動駆動する駆動手段と、クルーズコントロール時、前記第2回転板と前記第3回転板とが一体に回動可能となるように、前記弾性体の付勢力に抗して前記第2回転板を前記第3回転板に連結させる連結手段と、前記第3回転板の外縁部の内周側に設けられ、前記第3回転板が前記スロットル弁の開方向へ回動するとき、前記突起部を係止し、前記第1回転板を前記第3回転板と一体に回動させる係止部とを備えたことを特徴とする内燃機関のスロットル弁制御装置。
IPC (2件):
F02D 9/02 ,  F02D 9/02 331

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