磁束密度及び鉄損の良好な無方向性電磁鋼板の製造方法

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出願人/特許権者：
代理人 (1件)：石田敬 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-226373
公開番号（公開出願番号）：特開2001-049340
出願日： 1999年08月10日
公開日（公表日）： 2001年02月20日
要約：

【要約】【課題】無方向性電磁鋼板の製造において、最終の冷間圧延の前に施す焼鈍で、MnS の析出物を粗大化し、磁束密度を高めかつ鉄損を低減する。【解決手段】重量% で、C:0.01%以下、Mn:0.05 〜1.5%、Si及び/又はAlを、2.0%≦Si(%)+Al(%) ≦5.0%、及び、2.0%≦Si(%)+2 ・Al(%)-Mn(%) 、の両式を満たす量(%) 含有し、残部はFe及び不可避不純物から成る鋼を熱間圧延して熱延板とし、これに熱延板焼鈍を施し、次いで、一回又は中間焼鈍を挟む二回以上の冷間圧延により最終板厚の冷延板とし、これに仕上焼鈍を施す無方向性電磁鋼板の製造方法において、最終の冷間圧延の前に施す焼鈍を、最初、1050〜1250°C、引き続き、700 〜1050°Cの二段で行う。また、前記焼鈍において、冷却速度10°C/秒以下で、1050°Cから950 °Cまで冷却する。さらに、前記鋼中のS が0.005%を超えないことが好ましい。

請求項（抜粋）：

重量% で、C:0.01% 以下、Mn:0.05 〜1.5%、Si及び/又はAlを、2.0%≦Si(%)+Al(%) ≦5.0% 及び2.0%≦Si(%)+2 ・Al(%)-Mn(%)の両式を満たす量(%) 含有し、残部はFe及び不可避不純物から成る鋼を熱間圧延して熱延板とし、これに熱延板焼鈍を施し、次いで、一回又は中間焼鈍を挟む二回以上の冷間圧延により最終板厚の冷延板とし、これに仕上焼鈍を施す無方向性電磁鋼板の製造方法において、最終の冷間圧延の前に施す焼鈍を、最初、1050〜1250°C、引き続き、700 〜1050°Cの二段で行うことを特徴とする磁束密度及び鉄損の良好な無方向性電磁鋼板の製造方法。

IPC (5件)：

C21D 8/12 , C21D 9/46 501 , C22C 38/00 303 , C22C 38/06 , H01F 1/16

FI (5件)：

C21D 8/12 A , C21D 9/46 501 A , C22C 38/00 303 U , C22C 38/06 , H01F 1/16 A

Fターム (20件)：

4K033AA01 , 4K033CA09 , 4K033CA10 , 4K033FA12 , 4K033HA01 , 4K033HA03 , 4K033JA01 , 4K033JA03 , 4K033RA03 , 4K033SA01 , 5E041AA02 , 5E041AA11 , 5E041AA19 , 5E041CA04 , 5E041HB05 , 5E041HB07 , 5E041HB11 , 5E041NN01 , 5E041NN17 , 5E041NN18

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