特許
J-GLOBAL ID:200903017329891955

アドレス指定方法及び手段

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 頓宮 孝一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-329167
公開番号(公開出願番号):特開平5-265862
出願日: 1992年12月09日
公開日(公表日): 1993年10月15日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的は、コンピュータ・システム内のゲスト/ホスト環境において大型アドレスを使用するアドレス指定方法を提供することである。【構成】 各単位が2ギガバイト(GB)のサイズを有するホストLVAS中の仮想アドレス指定単位に各ゲストRASを割り当てることによって、各ゲストRASに、ホスト大型仮想アドレス空間(LVAS)の部分が割り当てられる。ホストLVASは、ホスト・アクセス・リスト(AL)中のエントリ(ALE)のシーケンスによって表され、各ALEはホストLVAS中の2GBの仮想アドレス指定単位を表す。ALEは、ゲストRAまたはLRAを表すホストLVAの最高位部分を使って、AL中で選択される。
請求項(抜粋):
複数のゲスト・オペレーティング・システム(ゲスト)がホスト・ハイパーバイザ・プログラム(ホスト)によって監視され、かつ各ゲストがゲスト実アドレス空間(ゲストRAS)を有するとともにゲストRAS内のゲスト実アドレス(ゲストRAS)を使用するコンピュータ・システムの大型メモリ中でゲスト・データを位置指定し、かつコンピュータ・システムの大型実メモリをアドレスするホスト大型実アドレス空間(ホストLRAS)内で各ゲストRAを位置指定するためのアドレス指定方法であって、各ゲストRASをホストLVASの仮想アドレス指定の1単位または複数の連続する単位に割り当てることによって、各ゲストRASをホストLVASの一部分に割り当てるステップと、各エントリ(ALE)がそれぞれホスト大型仮想アドレス空間(ホストLVAS)中の2GBの仮想アドレス指定単位を表す、1つまたは複数のホスト・アクセス・リスト(AL)中のエントリ(ALE)のシーケンスでホストLVASを表すステップと、コンピュータ・メモリ中のデータをアドレスするために、各ゲストRAに対応するホスト大型仮想アドレス(ホストLVA)を生成するステップと、対応するホストLVAの高位部分を使って、選択されたAL中で必要とされるALEを選択するステップと、ホストに対する動的アドレス変換(DAT)状態が存在するとき、ゲスト実アドレスに対応するコンピュータ・メモリ中のアドレスを提供するために、対応するホストLVAの低位部分をアドレス変換してホスト大型実アドレス(ホストLRA)を得るために必要とされるALEに関連する、動的アドレス変換(DAT)テーブルにアクセスするステップと、高性能ゲスト動作を提供するためにホスト仮想アドレスからホスト実アドレスへのアドレス変換動作の全部または一部を実施することなく、ゲスト実アドレスをホスト実記憶域にマップするための、優先ゲスト用の特別マッピング手段を提供するステップとを含む、アドレス指定方法。

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