特許
J-GLOBAL ID:200903017334454644

周波数オフセットキャンセル回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 薄田 利幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-042648
公開番号(公開出願番号):特開平8-242260
出願日: 1995年03月02日
公開日(公表日): 1996年09月17日
要約:
【要約】【目的】位相検波出力に対する位相シフト量の補正で等価的に周波数オフセットキャンセルを行う方式に対し、識別誤りに伴う周波数オフセットキャンセルへの誤り伝搬を防止し、正しい周波数オフセットキャンセルを実行する。【構成】受信信号を局部発振器3のローカル信号を用いてミクサ2で周波数変換する。周波数変換後の受信信号を検波4する。照合データ8に対応する受信タイミングで位相検波出力θと照合データ8として記憶したθ0を用いてΔθ検出7を実施する。複数回Δθを求めて平均化してΔθ補正値を決定9し、記憶10する。確定したΔθ補正値を位相検波出力に加算11することで以降はΔθキャンセル即ち周波数オフセットキャンセルが実行される。補正後の位相検波出力に対して識別/復号5してデータを再生して出力端子6に出力する。【効果】周波数オフセットキャンセル能力を高める。ディジタル化による集積化、装置の小型化ができる。
請求項(抜粋):
ディジタルデータを角度変調した信号を位相検波する検波器と、上記検波器の出力の周波数オフセットを除いた信号を識別し上記ディジタルデータを復号する識別/復号器をもつ無線受信機の周波数オフセットキャンセル回路であって、上記ディジタルデータの中の確定された特定のデータに対する位相情報を前もって参照データとして保持する第1の記憶手段と、上記検波器の出力と上記参照データとの位相差を検出する位相差検出部と、上記位相差を複数データに渡って平均化して位相補正値を決定する補正値決定部と、上記位相補正値を記憶する第2の記憶手段と、上記第2の記憶手段に記憶された位相補正値を用いて上記検波器の出力の位相補正を行う位相補正部を持つことを特徴とする周波数オフセットキャンセル回路。
IPC (2件):
H04L 27/22 ,  H04B 1/16
FI (3件):
H04L 27/22 D ,  H04B 1/16 R ,  H04L 27/22 Z

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