特許
J-GLOBAL ID:200903017336236121

金属化フィルムコンデンサ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-244160
公開番号(公開出願番号):特開平6-069069
出願日: 1992年08月19日
公開日(公表日): 1994年03月11日
要約:
【要約】【目的】 蒸着膜電極を複数個に区分して保安機能を付加した金属化フイルムコンデンサの、保安機能と容量減少の両特性を満足させる。【構成】 幅方向の端部に絶縁マ-ジンを設けた一対の金属化フイルムのうち、何れか一方の金属化フイルムの蒸着膜電極を、フイルムの幅方向に絶縁溝で複数個区分し、あるいは該絶縁溝を延長して蒸着電極を牛首状に狭さくしてヒュ-ズ機能をもたせた金属化フイルムを、対向して巻回してコンデンサ素子を構成し、引出端子を設けて外装した金属化フイルムコンデンサにおける、複数個区分の絶縁溝の間隔寸法が、保安性と容量特性との関係が相反する性質を利用して、前記絶縁溝の間隔を、保安性と容量の両特性が満足できる、絶縁溝の最適寸法幅を設定することによって該コンデンサの保安性、並に容量特性を安定化させることができる。
請求項(抜粋):
フイルムの幅方向の端部に絶縁マ-ジンを設けて蒸着膜電極を形成し、かつフイルムの幅方向に蒸着膜電極の少なくとも一部に絶縁溝を設けて長さ方向に複数個に区分した第1の金属化電極と、前記絶縁溝を有しない幅方向の端部にのみ絶縁マ-ジンを設けた第2の金属化電極を、前記絶縁マ-ジンが対向するように重ね合せて巻回し、その両端部に溶射金属で引出電極を形成して構成したコンデンサ素子を外装してなる金属化フイルムコンデンサにおいて、前記第1の金属化電極の長さ方向に設けた複数個に区分した絶縁溝の間隔が12〜24mmの長さであることを特徴とする金属化フイルムコンデンサ。
IPC (3件):
H01G 4/24 321 ,  H01G 4/24 301 ,  H01G 4/32 301
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-034513

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