特許
J-GLOBAL ID:200903017336350811
シンクロトロン磁場制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-219406
公開番号(公開出願番号):特開平6-068997
出願日: 1992年08月18日
公開日(公表日): 1994年03月11日
要約:
【要約】【目的】 実際の動的な磁場分布測定に基づく制御を行うことによって、より正確な磁場制御を行う。【構成】 偏向電磁石12で発生される磁界分布が、磁場センサ11,・・・,1n、増幅器21,・・・,2n、加算器3、A/D変換器8aを介して、実効磁場ΣBBMとしてコンピュータ22へ取り込まれる。一方、垂直方向(および水平方向)収束電磁石13(14)で発生される磁界分布が、磁場センサ4a1,・・・,4am、4b1,・・・,4bm、増幅器5a1,・・・,5am、5b1,・・・,5bm、減算器61,・・・,6m、加算器7、A/D変換器8bを介して、実効磁場ΣBQMとしてコンピュータ22へ取り込まれる。コンピュータ22では、実効磁場ΣBBMとΣBQMとが所定の比率になるよう、シンクロトロン10に設けられた垂直方向収束電磁石13(14)の駆動電流が制御される。
請求項(抜粋):
電子ビームの軌道を回転させる偏向電磁石と、電子ビームを収束させる収束電磁石とを有するシンクロトロンにおいて、前記偏向電磁石の各部の磁場の強さを検出する第1〜第nの偏向磁場センサと、前記収束電磁石の各部の磁場の強さを検出する第1〜第mの収束磁場センサと、前記第1〜第nの偏向磁場センサの各出力を増幅する第1〜第nの偏向磁場増幅手段と、前記第1〜第mの収束磁場センサの出力を増幅する第1〜第mの収束磁場増幅手段と、前記第1〜第nの偏向磁場増幅手段の各出力に基づき前記偏向電磁石の各部の磁場の強さの和を検出する第1の手段と、前記第1〜第mの収束磁場増幅手段の各出力に基づき前記収束電磁石の各部の磁場の強さの和を検出する第2の手段と、前記第1,2の手段によって検出された磁場の和の比を算出する演算手段と、を具備し、前記演算手段の出力に基づいて前記収束電磁石の駆動電流を制御することを特徴とするシンクロトロン磁場制御装置。
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