特許
J-GLOBAL ID:200903017338938778
ポリプロピレン多層フィルム
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-177021
公開番号(公開出願番号):特開平7-032559
出願日: 1993年07月16日
公開日(公表日): 1995年02月03日
要約:
【要約】【構成】 特定のプロピレン重合体からなる基材層と、特定のプロピレン系ランダム共重合体とからなるシール材層とを有する多層フィルムであって、前記シール材層の厚さが、フィルムの全厚さに対して0.03〜0.4の範囲にあるポリプロピレン多層フィルム。【効果】 剛性、透明性、および耐ブロッキング性に優れ、かつ、ヒートシール性に優れている。
請求項(抜粋):
プロピレン重合体[A]からなる基材層と、プロピレン系ランダム共重合体[B]からなるシール材層とを有する多層フィルムであって、前記プロピレン重合体[A]は、230°C、2.16kg荷重におけるメルトフローレート(MFR)が0.1〜500g/10分の範囲にあり、沸騰ヘプタン不溶成分の13C-NMRスペクトルにおけるPmmmm、Pwの吸収強度から下記式(1)により求められる立体規則性指標[M5]の値が0.970〜0.995の範囲にあり、沸騰ヘプタン不溶成分の13C-NMRスペクトルにおけるPmmrm、Pmrmr、Pmrrr、Prmrr、Prmmr、Prrrr、Pwの吸収強度から下記式(2)により求められる立体規則性指標[M3]の値が0.0020〜0.0050の範囲にあり、沸騰ヘプタン不溶成分の結晶化度が60%以上であるプロピレン重合体であり、前記プロピレン系ランダム共重合体[B]は、炭素数4以上のα-オレフィンから誘導される構成単位を2〜15モル%の量で含有し、エチレンから誘導される構成単位を5モル%以下で含有し、融点が145°C以下であり、23°Cn-デカン可溶成分量が10重量%以下であるプロピレンと炭素数4以上のα-オレフィンとのランダム共重合体、または、プロピレンと炭素数4以上のα-オレフィンとエチレンとのランダム共重合体であり、かつ、前記シール材層の厚さと、フィルムの全厚さとの比(シール材層の厚さ/フィルムの全厚さ)が0.03〜0.4の範囲にあることを特徴とするポリプロピレン多層フィルム;【数1】(式中、[Pmmmm]:プロピレン単位が5単位連続してイソタクチック結合した部位における第3単位目のメチル基に由来する吸収強度であり、[Pw] :プロピレン単位のメチル基に由来する吸収強度である。)【数2】
IPC (3件):
B32B 27/32 103
, C08F 10/06 MJF
, C08F210/06 MJH
引用特許:
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