特許
J-GLOBAL ID:200903017351518990

誘導電動機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-164440
公開番号(公開出願番号):特開平7-308100
出願日: 1994年07月18日
公開日(公表日): 1995年11月21日
要約:
【要約】【目的】 速度演算部によって算出された誘導電動機の回転角周波数信号ωnを基に各種周波数演算信号又は励磁分電流演算信号を得、これらの演算信号を用いて有効な誘導電動機の制御装置を得る。【構成】 誘導電動機9の励磁分電流指令I0と、トルク分電流指令Itを基に演算処理し、この演算信号を基にインバータ7を制御して誘導電動機9を制御する誘導電動機の制御装置において、速度演算部11によって算出された誘導電動機の回転角周波数信号ωnを基に各種周波数演算信号又は励磁分電流演算信号を得、これらの演算信号を用いて演算制御するとともに、弱め界磁制御を行う。
請求項(抜粋):
誘導電動機の励磁分電流指令とトルク分電流指令を基に、上記誘導電動機の制御要素を演算処理して、上記誘導電動機の一次電流指令と該一次電流指令の位相角指令および上記誘導電動機の回転角周波数を算出し、これらの指令を座標変換して電流指令を得、この電流指令を基にインバータの入力電圧指令を得て該インバータを制御して上記誘導電動機を制御する誘導電動機の制御装置において、上記誘導電動機の回転角周波数(ωn)と上記インバータの直流電圧検出値(VDC)を基に励磁分電流(I0)を算出する励磁分電流演算部を設け、この励磁分電流演算部により算出された励磁分電流(I0)と上記回転角周波数(ωn)を基に上記制御要素を演算処理する演算処理部からなり、上記励磁電流演算部が、ωn≦ωnbであれば、I0=(1/ωnb・L1)・{(V1max)2-(ωnb・Lσ・ITmax)2}1/2の演算を実行し、ωnnbであれば、I0=(1/ωn・L1)・{(V1max)2-(ωn・Lσ・ITmax)2}1/2およびV1max=(Vde/2)の演算を実行しここで、V1maxはインバータ出力最大電圧、ITmaxはトルク電流最大値、Lσはモータの漏れイングクタンスあることを特徴とする誘導電動機の制御装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭59-149785

前のページに戻る