特許
J-GLOBAL ID:200903017358971801

画像信号処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 香取 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-275721
公開番号(公開出願番号):特開平6-125563
出願日: 1992年10月14日
公開日(公表日): 1994年05月06日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】偽色の発生が少なく、かつ解像度の高い画像データを生成する。【構成】Y'演算回路108 は第1の輝度信号を生成する。レベル差検出回路104 は接続線102 とラインメモリ100 の色成分のレベル差を検出し、これが所定の値以上の場合は切替回路106 の出力をYH2 演算回路116 に切り替えて、水平、垂直4画素分の色成分の平均値を輝度信号の高域成分YHとして出力する。レベル差が所定の値以下の場合はYH1 演算回路114 で垂直2画素分の色成分の平均をとり、高域成分として出力し、Y'演算回路の演算結果から減算回路118 で減算してローパスフィルタ120 を通過して低域成分YLとして出力し、ハイパスフィルタ122 を通った高域成分と加算回路124で加算して、輪郭補正回路126 で輪郭補正して輝度信号Yとして出力する。一方、色差信号を(B-Y')、(R-Y')演算回路110,112 で演算して、ローパスフィルタ128,130 を介して出力する。
請求項(抜粋):
カラー撮像素子から出力されるR,G,B それぞれの色成分信号を受けて、各画素毎の輝度信号Yおよび色差信号(R-Y),(B-Y) を生成する画像信号処理装置において、該装置は、前記撮像素子から出力される1走査線分の色成分信号をそれぞれ1走査線毎に遅延させて出力する遅延手段と、該遅延手段からの出力と前記撮像素子からの現在の走査線の出力とからそれぞれの画素毎の第1の輝度信号を演算する第1の輝度信号演算手段と、前記遅延手段の出力と現在の走査線の出力とからそれぞれ色成分信号の垂直2画素分に基づいてそれぞれの画素毎における輝度信号の第1の高域成分を演算する第1の高域演算手段と、前記遅延手段の出力と現在の走査線の出力とからそれぞれ色成分信号の垂直および水平4画素分に基づいてそれぞれの画素毎における輝度信号の第2の高域成分を演算する第2の高域演算手段と、前記遅延手段の出力または前記撮像素子の出力と前記第1の演算手段の出力とから色差信号(R-Y) を演算する第1の色差信号演算手段と、前記遅延手段の出力または前記撮像素子の出力と前記第1の演算手段の出力とから色差信号(B-Y) を演算する第2の色差信号演算手段とを含み、該装置は、さらに前記遅延手段の出力と前記撮像素子からの出力との画素毎のレベル差を検出するレベル差検出手段とを有し、前記第2の高域演算手段は、前記レベル差検出手段にて色成分信号のレベル差が所定の値を越えていることが検出された場合に、水平方向および垂直方向の4つの色成分信号の平均値を輝度信号の高域成分として演算し、前記第1の高域演算手段は、前記レベル差検出手段にて色成分信号のレベル差が所定の値以下であることが検出された場合に、垂直方向2成分の平均値を輝度信号の高域成分として演算することを特徴とする画像信号処理装置。
IPC (2件):
H04N 9/07 ,  H04N 9/67

前のページに戻る