特許
J-GLOBAL ID:200903017363459477

地震観測用姿勢制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-060152
公開番号(公開出願番号):特開平10-239446
出願日: 1997年02月28日
公開日(公表日): 1998年09月11日
要約:
【要約】【課題】 機構を簡素化し、容易に製作ができ、姿勢制御もしやすくする。【解決手段】 着底面の傾きに応じて姿勢制御される地震観測用姿勢制御装置で、耐圧容器8の長軸線方向に対し一定の角度範囲を有し、長軸線の軸周りに球面状内周面を有する耐圧容器内ハウジング1と、ハウジング1の中に収納され、重心位置を中心位置から真下寄りに設定した地震計本体2と、本体2に設けたハウジング1の球面状内周面に等間隔で当接する少なくとも3個以上のボールベアリング3と、ベアリング3を回転駆動するモードと、フリー状態にするモードと、クランプ状態にするモードとを有する制御手段5とを備えると共に、ベアリング3を摩擦係数が約0.5以上の膜4で覆い、ベアリング3をフリー状態にして地震計本体2を姿勢制御し、クランプ状態にして地震計本体2の姿勢を固定して観測する。
請求項(抜粋):
耐圧容器の中に収納されるとともに、着底面の傾きに応じて姿勢制御される地震観測用姿勢制御装置であって、円筒状内周面を有するとともに、該内周面の、上記耐圧容器の長軸線と直交する垂直軸線を中央に挟んだ一定の角度範囲の領域を、該長軸線と垂直軸線との交点を回転中心とする球面形状に形成された耐圧容器内ハウジングと、前記耐圧容器内ハウジングの前記球面形状の内周面に、間隙を介在させて対設されるとともに、その中心位置から真下寄りに重心位置を設定した地震計本体と、前記地震計本体に設けられるとともに、前記耐圧容器内ハウジングの球面形状の内周面に等間隔にて当接する少なくとも3個以上のボールベアリングと、前記ボールベアリングを回転駆動するモード、フリー状態にするモード、及びクランプ状態にするモードに設定する制御手段とを備えると共に、前記ボールベアリングを、室温下乾燥状態での静摩擦係数がほぼ0.5以上の材質の膜で覆ったことを特徴とする地震観測用姿勢制御装置。
IPC (3件):
G01V 1/20 ,  G01C 15/00 ,  G01H 1/00
FI (3件):
G01V 1/20 ,  G01C 15/00 A ,  G01H 1/00 E

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