特許
J-GLOBAL ID:200903017364243419

層状掃気2サイクルエンジン及びディスクバルブ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 昌久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-025688
公開番号(公開出願番号):特開2001-012249
出願日: 2000年02月02日
公開日(公表日): 2001年01月16日
要約:
【要約】【課題】 層状掃気2サイクルエンジンの掃気通路の構造を簡単化して、エンジンを小型軽量化し、部品点数及び組立工数を減じて製造コストを低減する。また、排出される混合気の量を減少させ、燃焼を安定させるとともに燃料消費率の低減及び排気ガス中の有害な排出物を低減する。さらに、ディスクバルブを用いることにより、先導空気の吸入開始、終了のタイミングを最適化して、燃焼を改善し、排気ガス中の有害な排出物を低減する。【解決手段】 層状掃気2サイクルエンジンにおいて、掃気通路を、両側部の壁内に設けられて、クランクケース両側部にクランク室に開口する対をなす掃気通路開口部を有し、前記掃気通路に、シリンダの両側部の壁内に形成されて一端が前記掃気ポートに接続される左右の分岐通路を接続してなり、さらに、前記シリンダの両側部の壁内には前記逆止弁の出口側に設けられた空気供給通路と、前記左右の掃気分岐通路とを接続する左右の空気分岐通路とが形成されたことを特徴とする。
請求項(抜粋):
シリンダ側部に排気ポートと掃気ポートとが設けられ、ピストンの上昇時に開口してクランク室内に混合気を供給する吸気口と、前記掃気ポートに接続される掃気通路と、該掃気通路にエアクリーナからの掃気用空気を供給する空気供給口とを備えた空気先導式層状掃気2サイクルエンジンにおいて、前記空気供給口に接続される空気通路と前記吸気口に連通される混合気通路とが内部に並設されたインシュレータと、該インシュレータの空気通路の前記掃気通路への接続部側に設けられて、該掃気通路側に向かう空気の流れのみを許容する逆止弁とを備え、前記掃気通路は、前記クランクケースの両側部の壁内に設けられて、前記クランク室に開口する対をなす掃気通路開口部に接続されるクランクケース側の掃気通路に、前記シリンダの両側部の壁内に形成されて一端が前記掃気ポートに接続される左右の分岐通路を接続してなり、さらに、前記シリンダの両側部の壁内には前記逆止弁の出口側に設けられた空気供給通路と、前記左右の掃気分岐通路とを接続する左右の空気分岐通路とが形成されたことを特徴とする層状掃気2サイクルエンジン。
IPC (5件):
F02B 25/22 ,  F02B 25/16 ,  F02B 29/00 ,  F02B 33/04 ,  F02M 17/04
FI (5件):
F02B 25/22 ,  F02B 25/16 B ,  F02B 29/00 Z ,  F02B 33/04 D ,  F02M 17/04 Y
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平1-151713
  • 特開昭62-003121
  • 2サイクルエンジン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-073005   出願人:山本俊彦

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