特許

J-GLOBAL ID：200903017369606579

有精卵鑑別装置

発明者： 堀口 千代春 ,  馬要 武 ,  飯田 等
出願人/特許権者： 浜松ホトニクス株式会社
代理人 (1件)： 長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-287501
公開番号（公開出願番号）：特開平9-127096
出願日： 1995年11月06日
公開日（公表日）： 1997年05月16日
要約：

【要約】【課題】有精卵の生死の有無及び活性状態を自動鑑別する有精卵鑑別装置を提供する。【解決手段】略半球状且つキャップ状の基部2の内側に、発光素子4を中心にして複数個の受光素子6a〜6dが固着され、これらの素子の間にはクッション層10が固着されている。鑑別時には、クッション層10を介して基部2を、孵化後一定期間経過した卵EGの上端部に被せ、発光素子4から卵EGの上端部へ光を照射し、卵EG内を透過し散乱した光を受光素子6a〜6dで検出する。検出された信号は信号処理回路に入力され、卵EG中の心臓HTの脈拍周波数の信号成分を抽出し、更に、抽出した信号成分の振幅を、予め設定したしきい値と対比することによって、卵EGの生死、活性状態を判定する。

請求項（抜粋）：

孵化処理が施された一定期間経過後の卵の上端部又は下端部に照射光を照射する光照射手段と、前記照射光により前記卵中を透過・散乱し前記卵の前記上端部又は下端部を除く部位より出射する光を検出して光電変換する受光素子を有する光検出手段と、前記光検出手段より出力される検出信号から卵中の心臓の脈拍に相当する所定周波数成分を抽出する信号処理手段と、前記信号処理手段にて抽出される光検出信号の振幅変化の有無及び変動量に基づいて、有精卵の有無、有精卵の活性状態、有精卵の生死状態を判定して、各判定信号を出力する鑑別手段と、を具備することを特徴とする有精卵鑑別装置。