特許
J-GLOBAL ID:200903017374209456

ポリアリーレンスルフィドポリマーの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 勝利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-237131
公開番号(公開出願番号):特開平8-100064
出願日: 1994年09月30日
公開日(公表日): 1996年04月16日
要約:
【要約】【目的】 靱性等の力学的強度が改良された高分子量のポリアリーレンスルフィドの製造方法を提供する。【構成】 有機極性溶媒中で、ジハロ芳香族化合物とスルフィド化剤とを加熱下で反応させるポリアリーレンスルフィドポリマーの製造方法において、反応系内の水分量を、溶媒1モルに対して0.05〜0.5モルの範囲にコントロールされた状態に保ちつつ、加熱下でジハロ芳香族化合物溶液に含水スルフィド化剤を導入してその含水分を除去し、その間に反応を行うか導入後に反応を行う第1工程と、その後系内の水分量を溶媒1モルに対して0.05モル以下の範囲に変更して反応を継続する第2工程とより成る2段重合法で、第1工程の転化率を60〜90%とし、第2工程の転化率を90%以上とする。
請求項(抜粋):
有機極性溶媒中で、ジハロ芳香族化合物とスルフィド化剤とを反応させるポリアリーレンスルフィドポリマーの製造において、1)反応系内の水分量が該有機極性溶媒1モルに対して0.05〜0.5モルの範囲にコントロールされ得るように、加熱した有機極性溶媒とジハロ芳香族化合物を含む混合物に含水スルフィド化剤を水が反応混合物から除去され得る速度で導入して反応を行い、ジハロ芳香族化合物の転化率を60〜90%にする第1工程、2)更に反応系内の水分量を該有機極性溶媒1モルに対して0.05モル以下の範囲にし、ジハロ芳香族化合物の転化率を90%以上にする第2工程、と言う二つの工程からなることを特徴とするポリアリーレンスルフィドポリマーの製造方法。
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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