特許
J-GLOBAL ID:200903017374285772
送液装置及び送液方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件):
山田 卓二
, 田中 光雄
, 和田 充夫
, 前田 厚司
, 前堀 義之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-163235
公開番号(公開出願番号):特開2007-330857
出願日: 2006年06月13日
公開日(公表日): 2007年12月27日
要約:
【課題】構造が簡易で流路やチャンバ等の配置面積が小さく、かつ複雑な送液制御を実現可能な送液装置及び送液方法を提供する。【解決手段】チャンバチップ17には、注入チャンバ21、分岐チャンバ22、分岐後チャンバ23A,23B、誘導流路24、及び分岐後流路25A,25Bが設けられている。回転軸13まわりの回転がある回転速度に達しすると遠心力が毛細管力を上回り、注入チャンバ21内の液体は誘導流路24を介して分岐チャンバ22の分岐室29Aへ流入する。分岐室29Aが液体で満杯となった後もさらに注入チャンバ21から分岐室29Aへ液体が供給される。液体は障壁22cの先端と壁面22aとの間の隙間28を通って分岐室29Aから隣接する分岐室29Bへ流入する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
回転中心を有する回転可能な回転基体と、
前記回転基体に設けられ、注入口を除いて空間的に閉じられた注入チャンバと、
前記回転基体の前記注入チャンバよりも前記回転中心から離れた位置に設けられ、空気口を除いて空間的に閉じられ、向心方向の第1の壁面と、この第1の壁面と対向する遠心方向の第2の壁面と、この第2の壁面から前記第1の壁面へ向けて延びる少なくとも1つの障壁とを備え、前記障壁は容積が規定された初期分岐室を含む複数の分岐室を画定し、隣接する前記分岐室は前記障壁の先端と前記第1の壁面との間の隙間を介して互いに連通している分岐チャンバと、
前記回転基体の前記分岐チャンバよりも前記回転中心から離れた位置に設けられ、空気口を除いて空間的に閉じられた分岐後チャンバと、
前記回転基体に形成され、前記注入チャンバと前記分岐チャンバとを接続し、前記注入チャンバと接続する第1の端部は毛細管力により前記注入チャンバ内の液体を保持し、かつ前記第1の壁面で前記分岐チャンバに開口する第2の端部は前記初期分岐室と対向する誘導流路と、
前記回転基体に形成され、前記分岐チャンバと前記分岐後チャンバとを接続し、前記分岐チャンバと接続する端部は毛細管力により前記分岐チャンバ内の液体を保持する分岐後流路と、
前記回転中心まわりに前記回転基体を回転させる回転駆動部と
を備える、送液装置。
IPC (3件):
B01J 4/02
, G01N 35/00
, G01N 37/00
FI (3件):
B01J4/02 B
, G01N35/00 D
, G01N37/00 101
Fターム (10件):
2G058DA07
, 2G058EA14
, 2G058EB11
, 4G068AA02
, 4G068AA04
, 4G068AB11
, 4G068AB15
, 4G068AC17
, 4G068AD45
, 4G068AD50
引用特許:
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