特許
J-GLOBAL ID:200903017378866672

摩擦材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富澤 孝 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-199031
公開番号(公開出願番号):特開2002-012853
出願日: 2000年06月30日
公開日(公表日): 2002年01月15日
要約:
【要約】【課題】 ノボラックタイプのフェノール樹脂の硬化剤として使用されるヘキサメチレンテトラアミンの量を変更することなく、樹脂材(ノボラックタイプのフェノール樹脂)の未硬化部分の発生を抑える摩擦材の製造方法を提供すること。【解決手段】 樹脂材の粉粒体は、「個数比」(ノボラックタイプのフェノール樹脂11Aの粉粒体の粒子数に対するヘキサメチレンテトラアミン11Bの粉粒体の粒子数の比)が「12」より大きいものを使用する。これにより、樹脂材の粉粒体と他の構成成分(研削材112、繊維状基材113、摩擦調整材114及び充填材115)の粉粒体とが均一に分散した混合物117において、均一に分散されたノボラックタイプのフェノール樹脂11Aの粉粒体の粒子数よりも、均一に分散されたヘキサメチレンテトラアミン11Bの粉粒体の粒子数を多くする。
請求項(抜粋):
ノボラックタイプのフェノール樹脂の粉粒体と前記フェノール樹脂の粉粒体に対する第1配合比のヘキサメチレンテトラアミンの粉粒体とを、摩擦材の構成成分の一つである樹脂材の粉粒体とし、前記樹脂材の粉粒体と他の構成成分の粉粒体とを第2配合比で混合することによって、前記樹脂材の粉粒体と他の構成成分の粉粒体とを均一に分散させた混合物を取得した後、前記混合物を焼き固めることによって前記摩擦材を製造する摩擦材の製造方法において、前記樹脂材の粉粒体として、前記フェノール樹脂の粉粒体の粒子数に対する前記ヘキサメチレンテトラアミンの粉粒体の粒子数の比である個数比が「12」より大きいものを使用すること、を特徴とする摩擦材の製造方法。
IPC (6件):
C09K 3/14 530 ,  C09K 3/14 ,  C09K 3/14 510 ,  C08J 5/14 CFB ,  F16D 69/02 ,  C08L 61:06
FI (6件):
C09K 3/14 530 G ,  C09K 3/14 530 Z ,  C09K 3/14 510 ,  C08J 5/14 CFB ,  F16D 69/02 A ,  C08L 61:06
Fターム (20件):
3J058BA21 ,  3J058BA23 ,  3J058FA01 ,  3J058GA06 ,  3J058GA20 ,  3J058GA26 ,  3J058GA28 ,  3J058GA37 ,  3J058GA38 ,  3J058GA45 ,  3J058GA55 ,  3J058GA65 ,  3J058GA92 ,  3J058GA95 ,  4F071AA41 ,  4F071AC19 ,  4F071AE02 ,  4F071AH07 ,  4F071DA01 ,  4F071DA14

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