特許
J-GLOBAL ID:200903017380700587
反平行に結合した2枚の強磁性膜を用いた磁気抵抗再生ヘッド
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
作田 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-192172
公開番号(公開出願番号):特開2003-006818
出願日: 2001年06月26日
公開日(公表日): 2003年01月10日
要約:
【要約】【課題】従来のハードバイアス構造では0.3マイクロメートル以下の狭トラックで再生出力の高い安定なスピンバルブ型磁気ヘッドを提供できなかった。【解決手段】反強磁性側の強磁性固定層の磁化量を非磁性中間層側の磁化量に対し過剰に設定することで 高出力、安定性の良い磁気ヘッドが得られ、狭ギャップでも出力が高い高記録密度の磁気記録再生装置を得る。
請求項(抜粋):
第一の強磁性固定層/反平行結合層/第二の強磁性固定層/非磁性中間層/軟磁性自由層のスピンバルブ積層構成を有し、上記第一の強磁性固定層が、反強磁性膜あるいは硬磁性層膜などのバイアス印加手段と積層した交換結合などの手段で感知すべき磁界に対して実質的にその磁化方向が固定されており、上記反平行結合層が、第一の強磁性固定層の磁化と第二の強磁性固定層の磁化を反強磁性的に結合させて実質的に反平行な磁化状態を実現させており、外部の磁界に応じて上記軟磁性自由層の磁化が回転し、上記軟磁性自由層の磁化と、上記第二の強磁性固定層の磁化との相対角度が変わって巨大磁気抵抗、トンネル磁気抵抗などによる磁気抵抗効果を生じ、一対の電極を有することを特徴とするスピンバルブ型磁気センサーによる磁気ヘッドで、上記軟磁性自由層の磁化を制御する縦バイアス印加手段を、上記スピンバルブ積層構成のトラック幅方向両端部に配置してなり、上記第一および第二の強磁性固定層の磁化の方向と上記縦バイアスの方向となす角度をそれぞれ素子高さ方向およびこれの反平行方向にとってθ<SB>1</SB>、θ<SB>2</SB>としたときに、60°<θ<SB>1</SB><85°、80°<θ<SB>2</SB><100°、θ<SB>1</SB><θ<SB>2</SB>であることを特徴とする磁気ヘッド。
IPC (7件):
G11B 5/39
, G01R 33/09
, H01F 10/16
, H01F 10/30
, H01F 10/32
, H01F 41/18
, H01L 43/08
FI (7件):
G11B 5/39
, H01F 10/16
, H01F 10/30
, H01F 10/32
, H01F 41/18
, H01L 43/08 Z
, G01R 33/06 R
Fターム (20件):
2G017AA01
, 2G017AC09
, 2G017AD55
, 2G017AD56
, 2G017AD63
, 2G017AD65
, 5D034BA03
, 5D034BA04
, 5D034BA06
, 5D034BA12
, 5D034CA04
, 5D034CA08
, 5E049AA01
, 5E049AA04
, 5E049AA07
, 5E049AC00
, 5E049AC05
, 5E049CB02
, 5E049DB12
, 5E049GC04
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