特許
J-GLOBAL ID:200903017390371255

脱穀装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松永 孝義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-330177
公開番号(公開出願番号):特開平11-155348
出願日: 1997年12月01日
公開日(公表日): 1999年06月15日
要約:
【要約】【課題】 脱穀装置の処理量の変動があっても被処理物の脱穀、選別処理能力を低下させないで高品質の穀粒を高回収率で得ることができる脱穀装置を提供すること。【解決手段】 二番流量センサ27c、揺動棚ポジションセンサ21a、穀稈センサ7aおよび/または一対の扱深センサ7bの出力信号被処理物の量で脱穀処理量増大を検出して、櫛状ガイドのスクリーンなどの抵抗手段で排塵処理室終端出口28bを遮断するよう作動させるので、排塵処理室28の処理量が増大した場合でも、櫛状ガイドのスクリーンを通過できない大きさのやや長い藁くずは、吸引ファン81aに吸引されて吸引ファン吐出口81bから矢印Nの方向に放出され、コンバインの外部に排出されるように作用するから、やや長い藁くず以外の小粒の籾、枝梗粒、ササリ粒、小さな藁くずなどだけが櫛状ガイドのスクリーンを通過して揺動棚21の上に落下し、藁くずの過度の堆積を防止され、揺動棚21の上の層厚さを適正に保持して分離、選別が行われるので、脱穀穀粒の選別性能の向上と共に、穀粒回収効率の向上を達成できる。
請求項(抜粋):
扱胴を軸架する扱室と該扱室の一側に設けた扱室からの被処理物を受け入れて脱穀処理する排塵処理胴を軸架する排塵処理室と該排塵処理室で処理された穀粒とその他の被処理物を排塵処理室の下方で受け止める揺動棚を備えた脱穀装置において、脱穀装置内の被処理物量を検出する被処理物量検出手段と、排塵処理室終端部に被処理物が揺動棚に落下する流れを規制する規制手段を設け、被処理物量検出手段の検出結果に応じて、規制手段を作動させることを特徴とする脱穀装置。

前のページに戻る