特許
J-GLOBAL ID:200903017399089277

動力伝達構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-199987
公開番号(公開出願番号):特開平11-037172
出願日: 1997年07月25日
公開日(公表日): 1999年02月09日
要約:
【要約】【課題】 低コストで製造できてなおかつリミット値を精度良く設定でき、しかも、設定されたリミット値にずれが生じ難いトルクリミッタを有した動力伝達構造を提供すること。【解決手段】 トルクリミッタ64は、金属材よりなる円筒体64aにおいて、その周壁の円環状を離断するようにしてスリット64bが形成されてなる。トルクリミッタ64は、スリット64bを以ってプーリ19の係合凸部62aに軸線L周りで係止されるとともに、内周面64cを以って駆動軸16の外周面16aに対して所定の圧力で摩擦接触されている。
請求項(抜粋):
駆動源側である駆動側回転体と、駆動源により駆動される機器側である従動側回転体と、駆動側回転体と従動側回転体との間に介在され、機器側に生じた過大な負荷トルクの影響が駆動源側に波及するのを防止するためのトルクリミッタとを備えた動力伝達構造において、前記トルクリミッタは、弾性材よりなる円筒体においてその周壁の円環状を一部で離断するようにしてスリットが形成されてなり、トルクリミッタは駆動側回転体或いは従動側回転体の一方に対して相対回転不能に係止されるとともに、円筒面を以って他方の回転体の軸線周りに形成された円筒面に摩擦接触されており、機器側に生じた過大な負荷トルクによってトルクリミッタが拡径或いは縮径することで、トルクリミッタの円筒面と他方の回転体の円筒面との間に滑りが生じるように構成された動力伝達構造。
IPC (2件):
F16D 7/02 ,  F16H 35/10
FI (2件):
F16D 7/02 F ,  F16H 35/10

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