特許
J-GLOBAL ID:200903017399354655
イネの開花時期および穂形態の決定に関与する新規遺伝子、そのタンパク質、及びその新規遺伝子が導入された形質転換体
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-252170
公開番号(公開出願番号):特開2004-089026
出願日: 2002年08月29日
公開日(公表日): 2004年03月25日
要約:
【課題】イネの開花時期および穂形態の決定に関与する新規遺伝子、そのタンパク質、及びその新規遺伝子が導入された形質転換体を提供する。【解決手段】イネの花序分裂組織の形成に関与するRCN1、RCN2遺伝子が、シロイヌナズナ由来の花成制御遺伝子TFL1に高い相同性を有する遺伝子として、イネcDNAライブラリーをスクリーニングすることによって得られた。このRCN1、RCN2遺伝子が過剰発現するように導入されたイネの形質転換体では、開花時期が遅延し、穂の分枝が増加し、一穂につく穎花数が増加するという表現形が見られた。これによって、RCN1、RCN2遺伝子は、イネの開花時期及び穂形態の決定に関与する遺伝子であることが確認され、イネ科植物の品種改良へ利用できることが期待される。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
イネ由来であり、以下の(a)又は(b)のタンパク質をコードする遺伝子。
(a)配列番号1に示されるアミノ酸配列からなるタンパク質。
(b)配列番号1に示されるアミノ酸配列において、1またはそれ以上のアミノ酸が置換、欠失、挿入、及び/又は付加されたアミノ酸配列からなり、かつ花序分裂組織の形成に関与するタンパク質。
IPC (4件):
C12N15/09
, A01H5/00
, C07K14/415
, C12N5/10
FI (4件):
C12N15/00 A
, A01H5/00 A
, C07K14/415
, C12N5/00 C
Fターム (22件):
2B030AA02
, 2B030AD06
, 2B030CA17
, 2B030CG05
, 4B024AA08
, 4B024BA79
, 4B024CA04
, 4B024CA05
, 4B024DA01
, 4B024DA05
, 4B024GA14
, 4B065AA88X
, 4B065AA88Y
, 4B065AB01
, 4B065BA30
, 4B065CA24
, 4B065CA53
, 4H045AA10
, 4H045BA10
, 4H045CA31
, 4H045EA05
, 4H045FA74
引用文献:
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