特許
J-GLOBAL ID:200903017406572965

自動車の変速機用シフト装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中平 治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-355502
公開番号(公開出願番号):特開平9-257127
出願日: 1996年12月04日
公開日(公表日): 1997年09月30日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 変速機のシフト装置において、シフト溝の選択に不利な影響を及ぼす慣性力の発生を回避する。【解決手段】 シフト装置ハウジング4内に回転可能にかつ軸線方向移動可能に設けられる変速軸5と、変速軸に対して相対回転せず、かつシフトレバーに伝動結合される変速レバー6と、変速軸5の回転軸線11-11から離れた所でシフト装置ハウジング4のハウジング部分9に揺動可能に支持され、かつ変速レバー6に伝動結合される片持ち腕15に付加質量8が設けられ、片持ち腕15の揺動軸線が変速軸5の回転軸線11-11に対して平行であり、揺動軸線に対して付加質量8が、片持ち腕15と変速レバー6との伝動結合部よりも大きく離れており、しかも速段を入れる運動のみが付加質量8へ伝達されるようになつている。伝動結合部の連結棒16が一方の端部を変速レバー6に枢着され、他方の端部を片持ち腕15に枢着されている。
請求項(抜粋):
シフト装置ハウジング(4)内に回転可能にかつ軸線方回移動可能に設けられる変速軸(5)と、変速軸に対して相対回転せずかつシフトレバーに伝動結合される変速レバー(6)と、変速レバー(6)に作用する付加質量(8)とを有し、付加質量(8)が変速軸(5)の慣性モーメントを高めて、個々のシフト過程中にシフトレバーの所で測定可能なシフト力のピークが減少されるようにし、変速軸(5)の回転軸線(11-11)から離れた所でシフト装置ハウジング(4)のハウジング部分(9)に揺動可能に支持されかつ変速レバー(6)に伝動結合される片持ち腕(15)に付加質量(8)が設けられ、片持ち腕(15)の揺動軸線(10-10)が変速軸(5)の回転軸線(11-11)に対して平行であり、揺動軸線(10-10)に対して付加質量(8)が、片持ち腕(15)と変速レバー(6)との伝動結合部よりも大きく離れており、しかも速段を入れる運動のみが付加質量(8)へ伝達されるようになつている、変速機用シフト装置において、伝動結合部の連結棒(16)が一方の端部を変速レバー(6)に枢着され、他方の端部を片持ち腕(15)に枢着されていることを特徴とする、自動車の変速機用シフト装置。
IPC (3件):
F16H 61/26 ,  B60K 20/02 ,  F16H 59/04
FI (3件):
F16H 61/26 ,  B60K 20/02 A ,  F16H 59/04

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