特許
J-GLOBAL ID:200903017407733342

プローブを用いた核酸の検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 祥泰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-054278
公開番号(公開出願番号):特開平9-220099
出願日: 1996年02月15日
公開日(公表日): 1997年08月26日
要約:
【要約】【課題】 核酸の正確な情報を得ることができ,核酸に損傷を与えることなく検出することができる,プローブを用いた核酸の検出方法を提供する。【解決手段】 既知の特定塩基配列を3’末端及び5’末端の双方に分断して設けてなり,且つ標識物質19を結合させた1本鎖DNAプローブ1と,RecA蛋白質分子3とを混合した溶液に,上記特定塩基配列と相補的な塩基配列を有する2本鎖DNA2を含む被検体DNAを加え,更にライゲース4を加えることにより,2本鎖DNAの該塩基配列上に,1本鎖DNAプローブの両末端に設けた特定塩基配列10を重ね合わせると共に,上記両末端同志を結合させて環状DNAプローブ15となし,次にRecA蛋白質分子を除去してハイブリッドDNAを得る。その後,標識物質を手掛かりに,ハイブリッドDNAを検出する。
請求項(抜粋):
既知の特定塩基配列を有する1本鎖DNAプローブを用いて,上記特定塩基配列と相補的な塩基配列を有する2本鎖DNAを,被検体DNAの中から検出する方法において,まず,既知の特定塩基配列を3’末端及び5’末端の双方に分断して設けてなり,且つ標識物質を結合させた1本鎖DNAプローブと,RecA蛋白質分子とを混合した溶液に,上記塩基配列を有する2本鎖DNAを含む被検体DNAを加え,更にライゲースを加えることにより,上記塩基配列を有する2本鎖DNAの該塩基配列上に,上記1本鎖DNAプローブの3’末端及び5’末端に設けた特定塩基配列を重ね合わせると共に,上記1本鎖DNAプローブの3’末端と5’末端とをリン酸エステル結合により結合させて環状DNAプローブとなしてRecA組換中間体を形成し,次に,上記RecA組換中間体から上記RecA蛋白質分子を除去して,上記2本鎖DNAの上記塩基配列の上に,環状DNAプローブに設けた上記特定塩基配列を重ね合わせてなるハイブリッドDNAを形成させ,次に,該ハイブリッドDNAの中の環状DNAプローブに結合している上記標識物質を手掛かりにして,上記ハイブリッドDNAを,被検体DNAの中から検出することを特徴とする核酸の検出方法。
IPC (3件):
C12Q 1/68 ,  C07H 21/04 ,  C12N 15/09 ZNA
FI (3件):
C12Q 1/68 A ,  C07H 21/04 B ,  C12N 15/00 ZNA A
引用文献:
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