特許

J-GLOBAL ID：200903017407824330

硬化性シリコーンエマルジョン組成物

発明者： 大庭 敏夫 ,  佐藤 尚己 ,  中里 森三
出願人/特許権者： 信越化学工業株式会社
代理人 (1件)： 山本 亮一 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-293898
公開番号（公開出願番号）：特開平6-116496
出願日： 1992年10月07日
公開日（公表日）： 1994年04月26日
要約：

【要約】 (修正有)【目的】 本発明はポットライフ、シェルフライフがすぐれており、白金系触媒による硬化性も良好で、これを塗布した基材にすぐれた剥離性を与える硬化性シリコーンエマルジョン組成物の提供を目的とするものである。【構成】 本発明の硬化性シリコーンエマルジョン組成物は、(イ)式【化7】と【化8】(ここにR1は非置換または置換の脂肪族1価飽和炭化水素基、R2はR1と同じか、または非置換または置換の脂肪族1価不飽和炭化水素基、mは3〜10、nは0〜40、aは1〜3の数)で示されるシリコーンオリゴマーをアニオン系乳化剤と水の混合物で均質化したのち乳化重合させて得たシリコーンエマルジョン、(ロ)オルガノハイドロジェンポリシロキサンをアニオン性またはノニオン性乳化剤を用いて水に分散したシリコーンエマルジョン、(ハ)白金系触媒とからなり、pHが5以下であることを特徴とするものである。

請求項（抜粋）：

(イ)式【化1】と【化2】(ここにR1は非置換または置換の脂肪族1価飽和炭化水素基、R2はR1と同じ基または脂肪族1価不飽和炭化水素基、mは3〜10、nは0〜40、aは1〜3の数)で示されるシリコーンオリゴマーをアニオン系乳化剤と水の混合物で均質化したのち乳化重合させて、一般式 R2bSiO4-b/2(bは2〜3の正数)で示される1分子中に脂肪族不飽和基を少なくとも2個含有するオルガノポリシロキサンを水中に分散してなるシリコーンエマルジョン、(ロ)一般式 R2cHdSiO4-c-d/2(ここにR2は前記に同じ、c、dは正数でc+d≦3)で示されるオルガノハイドロジェンポリシロキサンをアニオン系またはノニオン系の乳化剤を用いて水に分散してなるシリコーンエマルジョン、(ハ)白金系触媒とからなり、pHが5以下であることを特徴とする硬化性シリコーンエマルジョン組成物。

IPC (2件)：

C08L 83/04 LRN ,  C08L 83/07