特許
J-GLOBAL ID:200903017417523737

マグネトロンの磁気回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐木 啓二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-193192
公開番号(公開出願番号):特開平5-041173
出願日: 1991年08月01日
公開日(公表日): 1993年02月19日
要約:
【要約】【目的】 高電圧が印加される陰極と陽極で囲まれ、印加電圧と垂直方向に磁界を印加する二つの磁極片とで囲まれた作用空間での磁力線を、作用空間の端の方でもわん曲せず、均一な磁界をえられる構造として、マグネトロンの発振効率の向上など、諸特性の改善を図る。【構成】 第一の磁極片に磁石が接続され、該磁石にヨークを介して第二の磁極片に接続されたマグネトロンの磁気回路で、第二の磁極片のテーパ角度または中心部に設けられた孔径を第一の磁極片のそれらより小さく形成することによって構成した。
請求項(抜粋):
中心部に陰極が配置され、該陰極の周囲に陽極空胴を形成している環状の陽極シェルと、該陽極シェルの両端部にそれぞれ固着され、前記陰極と前記陽極とで囲まれた作用空間に磁界を集中させるべくテーパ状に形成された第一および第二の磁極片と、該第一の磁極片に直接または磁性体を介してその一端が接続された環状の磁石と、該磁石の他端と前記第二の磁極片とを磁気的に接続するヨークとからなるマグネトロンの磁気回路であって、前記ヨークを介して接続される前記第二の磁極片のテーパの角度が、前記第一の磁極片のテーパの角度より小さく形成されてなるマグネトロンの磁気回路。

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