特許
J-GLOBAL ID:200903017420717844

インク貯蔵容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大西 健治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-255076
公開番号(公開出願番号):特開平11-091122
出願日: 1997年09月19日
公開日(公表日): 1999年04月06日
要約:
【要約】【課題】 環境変化によりインク貯蔵容器内の空気体積が膨脹しても、インク漏れを発生させない。【解決手段】 インク貯蔵容器1の内部には、空気孔1aにより大気と連通する第1のインク室2、及び供給口6が形成された第2のインク室3が設けられている。第1のインク室2には、可撓性のインク袋4が天井から吊り下がっている。第2のインク室3の一領域は親インク性の吸収体7で満たされ、残りの領域はインク5で満たされている。インク袋4と第2のインク室3とは連通孔8により連通され、連通孔8には、連通孔8を開閉可能な円錐形状の栓9aとばね9bを備えた弁機構9が設けられている。
請求項(抜粋):
内部に発生する負圧によりインクを保持すると共に、インクジェットヘッドにインクを供給するインク貯蔵容器において、大気と連通する第1のインク室と、この第1のインク室に一部分が固定されて配設され、インクを貯蔵する可撓性のインク袋と、インクジェットヘッドにインクを供給する供給口が形成されインクが充填された第2のインク室と、この第2のインク室に配設された親インク性の吸収体と、前記インク袋と前記第2のインク室を連通するインク通路と、このインク通路に配設され、インク通路を開閉することにより前記インク袋と前記第2のインク室との間の圧力差を緩和する弁機構とを内部に設けたことを特徴とするインク貯蔵容器。

前のページに戻る