特許
J-GLOBAL ID:200903017425427917

方向探知機

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-346427
公開番号(公開出願番号):特開平10-153650
出願日: 1996年11月21日
公開日(公表日): 1998年06月09日
要約:
【要約】【目的】同一発射源から二重経路を経て到来する二重経路波のそれぞれの到来方向を同時に、かつ自動的に測定できる方向探知機を提供する。また、混在する二重経路波から分離取得した変調波の到来時間差から直接波と反射波(回折波)を到来方向と対応させて判定できる方向探知機を提供する。【構成】直交して配置した8字型指向性を有するアンテナ系の出力と、アンテナ系を構成するアンテナ素子の出力を合成して得られる無指向性出力を個別に増幅・周波数変換する3個の受信器と、得られた中間周波信号のI、Q信号を出力する3個の90度ハイブリッド回路と、中間周波I、Q信号をAD変換する6個のAD変換器と、得られたディジタルI、Qデータを処理するディジタル演算処理器で構成し、算出された二重経路波の到来方向の平均値と差から、それぞれの到来方向を決定すると同時に、それぞれの信号成分を分離抽出する。さらに、分離抽出した信号成分を復調し、得られた復調変調波の一方を基準として位相比較を行うようにしたことを特徴とする。
請求項(抜粋):
同一発射源から、二重経路を経て到来する電波の直接波と反射波(回折波)それぞれの到来方向を分離測定すると同時に、直接波、反射波の判定を可能とする方向探知機において、直交して配置した8字型指向性を有する二つのアンテナと、無指向性アンテナと、各アンテナ出力を増幅・周波数変換する3系統の受信増幅器と、前記各受信増幅器の出力である中間周波信号をA/D変換する3系統のA/D変換器と、前記A/D変換器の出力である各ディジタルデータを演算処理するディジタル信号処理器と、前記ディジタル信号処理器の出力である直接波、反射波(回折波)に対応して分離されたディジタル中間周波データをD/A変換器する二つのD/A変換器と、前記D/A変換器の出力であるアナログ中間周波信号を復調する二つの復調器と、それぞれの復調器の出力である低周波信号の一方を基準として位相比較を行う位相比較器とを具備することを特徴とする方向探知機

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