特許
J-GLOBAL ID:200903017426747222

送信電力制御方式及び送信電力制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本間 崇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-254804
公開番号(公開出願番号):特開平10-108249
出願日: 1996年09月26日
公開日(公表日): 1998年04月24日
要約:
【要約】【課題】 移動通信システムにおける移動局の送信電力制御方式に関し、トラヒックが特定の基地局に集中して信号電力対干渉雑音電力比が低下することによる通信品質の劣化の改善を目的とする。【解決手段】 基地局は、各移動局からの電波を受信して、その信号電力対干渉雑音電力比(SIR)を測定する第一の手段と、前記各SIRの平均値(平均SIR)を算出する第二の手段と、予め定められた所要の通信品質を与える信号電力対干渉雑音電力比(基準SIR)と前記平均SIRの比(基準SIR/平均SIR)を算出する第三の手段と、前記(基準SIR/平均SIR)の相加平均あるいは相乗平均の値に基づいて、前記各移動局における送信電力を計算し、該各計算結果を前記各移動局に送信する第四の手段とを備え、各移動局は、受信した前記各計算結果に基づいて自局の送信電力を制御する手段を備えることにより構成する。
請求項(抜粋):
複数の移動局と双方向通信を行なう基地局における通信品質を一定に保つ目的で、当該基地局の通信エリア内における各移動局の送信電力を制御する送信電力制御方式において、基地局は、各移動局からの電波を受信して、その信号電力対干渉雑音電力比(SIR)を測定する第一の手段と、前記各SIRの平均値(平均SIR)を算出する第二の手段と、予め定められた所要の通信品質を与える信号電力対干渉雑音電力比(基準SIR)と前記平均SIRの比(基準SIR/平均SIR)を算出する第三の手段と、前記(基準SIR/平均SIR)の相加平均あるいは相乗平均の値に基づいて、前記各移動局における送信電力を計算し、該各計算結果を前記各移動局に送信する第四の手段とを備え、各移動局は、受信した前記各計算結果に基づいて自局の送信電力を制御する手段を備えたことを特徴とする送信電力制御方式。

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