特許
J-GLOBAL ID:200903017441195902

血液分析装置及び血漿分離方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山田 文雄 ,  山田 洋資
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-275853
公開番号(公開出願番号):特開2004-109082
出願日: 2002年09月20日
公開日(公表日): 2004年04月08日
要約:
【課題】遠心操作により流路内で血漿分離を行う自動分析装置において、流路内に導入した全血試料の有効利用を図り、流路長の短縮化、装置の小型化を図る。さらに採血量を減少させることにより被採血者の負担を軽減する。【解決手段】血液分析装置内の流路に、遠心分離時の遠心方向に血球が沈澱する血球溜めを配置し、そこに遠心分離により血球を集積させ、U字流路の上流、下流側の血漿分画が血球分画で分断されることなく、連続的に存在するようにする。より少ない全血量で、必要量の血漿を分析手段へと導くことができる。全血試料の有効利用を図れるので、流路長の短縮化、装置の小型化に適する。血球分画で分断されていない血漿は小さな吸引負圧により移動させることができる。血漿引き込みに要するポンプ能力を小さくできることから周辺装置の小型化、コストダウンを図れる。【選択図】 図6
請求項(抜粋):
血液導入口と排出口との間を連通する流路と、この流路の途中に設けられた血漿分離手段とを備える血液分析装置において: 前記流路は、遠心力加圧方向に延伸する前記流路の上流部と遠心力加圧逆方向に延伸する下流部とを備え; 前記血漿分離手段はこれら流路上流部と下流部の間にあって、遠心力加圧方向側に位置して血球分画を沈殿させて収容する血球分画収容部を備え、前記流路の上流部及び下流部は血球分画収容部に接っしつつ血球分画収容部の上部で互いに連通するように構成されていることを特徴とする血液分析装置。
IPC (3件):
G01N1/10 ,  B04B5/02 ,  G01N33/48
FI (3件):
G01N1/10 H ,  B04B5/02 Z ,  G01N33/48 C
Fターム (23件):
2G045BA08 ,  2G045BB10 ,  2G045CA25 ,  2G045JA07 ,  2G052AA30 ,  2G052AD29 ,  2G052AD46 ,  2G052CA03 ,  2G052CA04 ,  2G052CA08 ,  2G052ED16 ,  2G052ED17 ,  2G052JA01 ,  2G052JA11 ,  2G052JA16 ,  4D057AA03 ,  4D057AB03 ,  4D057AD01 ,  4D057AE12 ,  4D057AF00 ,  4D057BA11 ,  4D057BC05 ,  4D057CA00
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 血液分析方法ならびに装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-120189   出願人:菊地純, 堀池靖浩
  • 分析カートリッジ
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2000-506515   出願人:ケアサイド・インコーポレーテッド
  • 特許第2591535号
審査官引用 (2件)

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