特許
J-GLOBAL ID:200903017443778590
画像符号化方法及び画像符号化装置
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-008976
公開番号(公開出願番号):特開平6-292188
出願日: 1992年01月22日
公開日(公表日): 1994年10月18日
要約:
【要約】【目的】 本発明はデジタル画像を圧縮して伝送、記録する際に用いる画像符号化方法および画像符号化装置に関するもので、画質劣化を招くことなく、かつ高能率な画像符号化方法および画像符号化装置を提供することを目的とする。【構成】 符号化対象画像からみて時間的に前および後の参照画像を用いて前記符号化対象画像を予測し符号化する装置において、前記符号化対象画像信号内の絵柄が前記参照画像に存在することを検出する手段と、前記絵柄が前記参照画像に存在しない場合、前記参照画像には依存することなく独立に符号化処理する手段とで構成することにより、適応的に前記参照画像を選択し物体の移動による符号化ノイズを除去することが可能となり画質改善が得られる。
請求項(抜粋):
画像を近接する複数の画素からなるブロックに分割し、符号化対象画像からみて時間的に前の画像を前方参照画像とし、前記符号化対象画像からみて時間的に後の画像を後方参照画像とし、また前記前方参照画像と前記後方参照画像とから補間して求めた画像を補間画像として、前記前方参照画像内のブロックである前方参照ブロックあるいは前記後方参照画像内のブロックである後方参照ブロックあるいは前記補間画像内のブロックである補間ブロックを予測参照ブロックとして前記符号化対象画像内の符号化対象ブロックを予測したときの予測誤差信号列を符号化処理する方法であって、前記符号化対象ブロックの絵柄が前記前方参照画像内と前記後方参照画像内とのどちらか一方あるいは両方に存在することを検出し、前記符号化対象ブロックの絵柄が前記前方参照画像および前記後方参照画像に存在する場合、前記符号化対象ブロックを両方向予測ブロックとし、前記両方向予測ブロックを前記予測参照ブロックから予測したときの予測誤差信号列の符号化において、所定の符号化情報量で最小の符号化歪が得られるように前記前方参照ブロックあるいは前記後方参照ブロックあるいは前記補間ブロックのいずれか一つを最適予測参照ブロックとして選択し、また前記符号化対象ブロックの絵柄が前記前方参照画像に存在するが前記後方参照画像に存在しない場合、前記符号化対象ブロックを前方予測ブロックとし、前記前方予測ブロックにおいては前記前方参照ブロックを最適予測参照ブロックとして選択し、また前記符号化対象ブロックの絵柄が前記前方参照画像に存在しないが前記後方参照画像に存在する場合、前記符号化対象ブロックを後方予測ブロックとし、前記後方予測ブロックにおいては前記後方参照ブロックを最適予測参照ブロックとして選択し、前記両方向予測ブロックあるいは前記前方予測ブロックあるいは前記後方予測ブロックを前記最適予測参照ブロックから予測したときの予測誤差信号列を符号化するか、または前記両方向予測ブロックあるいは前記前方予測ブロックあるいは前記後方予測ブロック内の画素信号列を前記最適予測参照ブロックから予測せずに独立に符号化するかのどちらか一方を所定の情報量で少ない符号化歪が得られるように選択し、また前記符号化対象ブロックの絵柄が前記前方参照画像および前記後方参照画像に存在しない場合、前記符号化対象ブロックを独立ブロックとして検出し、前記独立ブロックにおいては前記予測参照ブロックから予測せずに前記符号化対象ブロック内の画素信号列を独立に符号化処理することを特徴とする画像符号化方法。
IPC (3件):
H04N 7/137
, G06F 15/66 330
, H04N 11/04
前のページに戻る