特許
J-GLOBAL ID:200903017449342220

トンネル覆工部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-046789
公開番号(公開出願番号):特開平8-240097
出願日: 1995年03月07日
公開日(公表日): 1996年09月17日
要約:
【要約】【目的】 セグメントの突合せ部長手方向両端側でのセグメント連結用のアリ部材嵌入作業を一方側(例えば切羽側)から行うことができるようにする。【構成】 隣接される一対のセグメント本体1夫々の突合せ部1aの長手方向両端側に両アリ溝部3a,3bを形成し、各アリ溝部に沿って各別に嵌入自在な拡大頭部4を備えた第1、第2アリ部材5A,5Bを設け、拡大頭部4及びアリ溝部側の接当面6を、拡大頭部4をアリ溝に嵌入させるに伴って両突合せ部が近接するようにセグメント内方側ほど両突合せ部1aより遠ざかるテーパー面状に形成し、各アリ溝部間の連通孔7に挿通自在な棒体8の先端部と連結する連結部5bを第1アリ部材5Aに設け、棒体8を挿通自在な挿通孔5cを第2アリ部材5Bに設け、第1アリ部材5Aをセグメント内方側に引き寄せ、棒体8の基端側をセグメント外方側に引き寄せて第2アリ部材5Bをセグメント内方側に押し込む締結用部材9を設けてある。
請求項(抜粋):
周方向に隣接させて組み付けられる一対のトンネル用セグメント本体(1)の両突合せ部(1a)を突き合わせた状態で対向するアリ溝を、前記両セグメント本体(1)夫々の突合せ部(1a)の長手方向両端側に各別に設けて第1、第2アリ溝部(3a,3b)を形成し、その第1及び第2アリ溝部(3a,3b)夫々で前記突き合わせ状態で対向する両アリ溝に沿って各別に嵌入自在な拡大頭部(4)を一体に備えた第1、第2アリ部材(5A,5B)を設け、前記第1、第2アリ部材(5A,5B)夫々の拡大頭部(4)及び前記第1、第2アリ溝部(3a,3b)の接当面(6)を、前記拡大頭部(4)を前記アリ溝に沿って嵌入させるに伴って前記両突合せ部(1a)が相対的に近接するテーパー面状に形成してあるトンネル覆工部材であって、前記第1、第2アリ溝部(3a,3b)夫々の前記接当面(6)を、セグメント内方側ほど前記両突合せ部(1a)より遠ざかる形状に形成し、前記第1、第2アリ溝部(3a,3b)に亘って連通する連通孔(7)を設け、前記連通孔(7)に挿通自在な棒体(8)を設けるとともに、前記棒体(8)の先端部と連結するための連結部(5b,5d)を前記第1アリ溝部(3a)に嵌入自在な第1アリ部材(5A)に設け、前記棒体(8)を挿通自在な挿通孔(5c)を前記第2アリ溝部(3b)に嵌入自在な第2アリ部材(5B)に設け、前記第1アリ部材(5A)を前記突合せ部長手方向に沿ってセグメント内方側に引き寄せるために、前記棒体(8)の基端側に係合してその基端側を前記突合せ部長手方向に沿ってセグメント外方側に引き寄せながら、前記第2アリ部材(5B)をセグメント内方側に押し込む締結用部材(9,11)を設けてあるトンネル覆工部材。

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