特許
J-GLOBAL ID:200903017460805592

工具ホルダ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 門間 正一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-391854
公開番号(公開出願番号):特開2003-191148
出願日: 2001年12月25日
公開日(公表日): 2003年07月08日
要約:
【要約】【課題】 ホルダ本体からの切削液の漏れを容易にかつ確実にし、併せて、シャンク部の径より刃部の径が大きい切削工具及び該工具による切削箇所への切削液の供給を確実にし、かつ切削液噴出方向を変更でき、切削工具の突出方向のプリセットを容易にした。【解決手段】 切削工具Tのシャンク部Tsと刃部Tcとの境界箇所に設けた段部Tdとチャック筒33の先端面33bとの間に封止兼用のスペース部材50を介在することにより、チャック筒先端面33bから切削工具Tの突出長さを一定に規制するとともにチャック筒33の先端面33b及び切削工具Tのシャンク部Ts外周から切削液の漏れを防止するように構成し、スペース部材50の前端面の外周寄り箇所に複数の流体噴出ノズル60を揺動可能に設け、この各流体噴出ノズル60はスペース部材50に形成された流体通路53を介してホルダ本体30に設けた流体供給路用溝56に連通されるように構成にした。
請求項(抜粋):
工作機械のスピンドルに挿着されるシャンク部及び該シャンク部の一端に軸線を一致して延設され、外周面に先端側に行くに従い径が小さくなるテーパ面が形成されたチャック筒を有するホルダ本体と、前記チャック筒を外周面側から締め付ける締付筒とを備え、前記チャック筒を前記締付筒により縮径または復元させて該チャック筒内に嵌挿された切削工具のシャンク部を脱着可能に掴持する工具ホルダにおいて、前記切削工具は、そのシャンク部と刃部との境界箇所にシャンク部の径より大きい段部を有し、前記チャック筒の先端面と前記段部との間に介在されることで前記切削工具の前記チャック筒先端面からの突出長さを一定に規制するとともに前記チャック筒の先端面及び前記切削工具のシャンク部外周に密着してこれら箇所からの切削液の漏れを防止する封止兼用のスペース部材を備え、前記スペース部材の前端面の外周寄り箇所には複数の流体噴出ノズルが揺動可能に設けられ、前記各流体噴出ノズルは前記スペース部材に形成された流路を介して前記ホルダ本体に設けた流体供給路に連通されていることを特徴とする工具ホルダ。
Fターム (2件):
3C011EE06 ,  3C011EE09

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