特許
J-GLOBAL ID:200903017463410874

光ディスク装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮川 俊崇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-023266
公開番号(公開出願番号):特開平6-215404
出願日: 1993年01月18日
公開日(公表日): 1994年08月05日
要約:
【要約】【目的】 光ディスク装置において、フォトダイオードの暗電流によるオフセットや感度が、温度変化によって変動するのをドライブの動作中に補正できるようにする。【構成】 初期化時に、レーザダイオードがオフの状態で測定した電圧測定回路の出力と、温度変動検知回路による初期化時からの変動温度と、フォトダイオードの暗電流温度係数とから、暗電流によるオフセットを算出し、算出されたオフセットに基いて、オフセット印加回路の印加量を決定する。【効果】 レーザ発光量制御やサーボ信号生成において問題となる暗電流に起因する温度特性誤差を、ドライブ動作中に補正できる。
請求項(抜粋):
?@暗電流温度係数が予め分っているフォトダイオードと、?A該フォトダイオードの出力を電流/電圧変換する電流/電圧変換回路と、?B前記電流/電圧変換後の電圧を測定する電圧測定回路と、?C温度変動を検知する温度変動検知回路と、?D前記電流/電圧変換後の電圧にオフセットを加えるオフセット印加回路と、?E前記電圧測定回路の出力と前記温度変動検知回路の出力によって前記オフセット印加回路のオフセット印加量を決定する演算回路と、?Fレーザダイオードと、?G前記電流/電圧変換後の電圧に基いて前記レーザダイオードの発光量を制御するレーザダイオードパワー制御回路、とを具備する光ディスク装置において、前記?Gのレーザダイオードパワー制御回路は、前記?Eの演算回路の出力によって前記?Fのレーザダイオードの発光をオン/オフ制御する機能を有し、前記?Eの演算回路は、ドライブ動作時において、初期化時に、前記?Fのレーザダイオードがオフの状態で測定した前記?Bの電圧測定回路の出力と、前記?Cの温度変動検知回路による前記初期化時からの変動温度と、前記?@のフォトダイオードの暗電流温度係数とから、暗電流によるオフセットV(OS2)を、【数1】で算出する演算手段を有し、該算出されたオフセットに基いて、前記?Dのオフセット印加回路の印加量を決定することを特徴とする光ディスク装置。
IPC (2件):
G11B 7/125 ,  H01S 3/096

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