特許
J-GLOBAL ID:200903017466814950
格納式キャスタ装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-034977
公開番号(公開出願番号):特開平10-230703
出願日: 1997年02月19日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】【課題】 部品点数が少なく、構造が簡単でコンパクト化が容易な収納式キャスタ装置を提供すること。【解決手段】 設置物17に対して直接に取り付けられる取付筒体12に対して、キャスタ16が直接に取り付けられた支持軸14を、中心軸方向および中心軸回りに何れも相対変位可能に挿通して組み付けると共に、それら支持軸14と取付筒体12の軸方向の相対変位量を規定せしめてキャスタ16を突出位置と格納位置の2位置に選択的に設定するための係合溝22と係合突起40を、支持軸14と取付筒体12に対して直接に形成した。
請求項(抜粋):
家具等の設置物の下部に取り付けられて、該設置物の移動を容易とするキャスタ装置であって、前記設置物に固定的に取り付けられる取付筒体と、該取付筒体に挿通されて、該取付筒体で案内されることにより中心軸回りおよび中心軸方向に相対変位可能とされた支持軸と、該支持軸の軸方向下端部に取り付けられて、前記取付筒体の軸方向下方に突出して位置せしめられたキャスタと、前記取付筒体と前記支持軸の何れか一方に設けられて、それぞれ軸方向一方の端部から軸方向に延び、周方向に交互に位置せしめられた軸方向長さの異なる長溝と短溝の2種類からなる複数本の係合溝と、前記取付筒体と前記支持軸の何れか他方に一体形成されて、それら取付筒体と支持軸の軸方向の相対変位によって前記係合溝に対して離脱可能に入り込み、前記長溝または前記短溝への係合にて、該支持軸の該取付筒体に対する中心軸回りの相対回転を規制すると共に軸方向上方への相対変位端を2段階に規定することにより、該取付筒体に対する前記キャスタの相対位置を、前記設置物の載置面よりも下方に突出する突出位置と、該設置物の載置面よりも上方に格納される格納位置との2位置に選択的に設定する係合突起と、前記取付筒体と前記支持軸の間に設けられて、該支持軸が該取付筒体に対して、前記係合突起の前記何れかの係合溝への係合状態から軸方向下方に相対変位せしめられ、該係合突起の該何れかの係合溝への係合が解除されて、再び軸方向上方に相対変位せしめられた際に、該支持軸を該取付筒体に対して周方向に案内して中心軸回りに相対回転させることにより、かかる係合突起を、順次、周方向に隣接位置する前記係合溝に入り込ませて係合させる回転案内機構とを、有することを特徴とする格納式キャスタ装置。
IPC (2件):
FI (2件):
B60B 33/06 C
, A47B 91/06
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