特許
J-GLOBAL ID:200903017467302138

被験者の気道へ正圧を供給する方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 敬一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-535400
公開番号(公開出願番号):特表2002-505924
出願日: 1999年03月11日
公開日(公表日): 2002年02月26日
要約:
【要約】閉塞性睡眠無呼吸又は鬱血性心不全等の医学的疾患の治療の方法と装置を含むシステム。システムは、呼吸サイクルの吸気作用及び呼気作用の間に被験者に供給される加圧ガスの流量に個別の独立した利得を適用して、吸気及び呼気の間に各利得に比例する加圧ガスを供給する過程を含む。利得修正圧力に加えて、基礎圧力を印加して、高い圧力変動を使用して吸気作用を支援又は制御することができる。推定被験者流量を決定する流れセンサにより与えられる帰還信号に応答して、全自動化でシステムを稼動することができる。システムからの気体漏洩を瞬時に算出する漏洩コンピュータが設けられる。従来の連続気道正圧(2レベルの気道正圧(PAP))装置と関連してシステムを利用することにより、種々の効果的な治療を行うことができる。
請求項(抜粋):
気流発生器と、 被験者の気道と気流発生器とを接続する被験者用界面材と、 被験者の界面材内を流れる気体の流体特性を検出して、流体特性に対応する検出信号を発生するセンサと、 気流発生器及び被験者の界面材の少なくとも一方に設けられかつ気流発生器により供給される呼吸用気体の圧力を制御する圧力コントローラと、 センサから検出信号を受信して圧力コントローラを制御し、呼吸サイクルの少なくとも一部の間に最小限に充分な圧力で被験者に呼吸用気体を供給して、所与の時点で、下記の機能: (1) 呼吸負荷の不存在中に心臓の前負荷及び後負荷の減少に必要な圧力と、心臓の前負荷及び後負荷の際に呼吸負荷による影響を克服するのに必要な圧力との和となる最小限に充分な圧力で心臓の前負荷及び後負荷を減少する、 (2) 気道圧潰の防止に必要な圧力と、呼吸活動の克服に必要な圧力との和となる最小限に充分な圧力で気道圧潰を防ぐ、の少なくとも一つを実行する制御手段と、 制御手段に作動接続されかつ選択的に第1の利得を決める第1のセレクタユニットとを備え、 制御手段は、圧力コントローラを制御して、センサからの第1の利得及び検出信号に基づいて呼吸サイクルの少なくとも一部の間で最小限に充分な圧力で呼吸用気体を被験者の気道に送出することを特徴とする呼吸用加圧気体供給装置。

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