特許
J-GLOBAL ID:200903017467522065

内燃機関の排気浄化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-008563
公開番号(公開出願番号):特開平9-195753
出願日: 1996年01月22日
公開日(公表日): 1997年07月29日
要約:
【要約】【目的】高精度に、かつ切換制御ハンチング等を起こさずに、触媒保護のために排気の流路を切り換えられるようにすること。【構成】触媒ベッド温度Tbを検出し(Step1)、流入制御弁11を開弁している(触媒8に排気を流入している)状態では、この状態における定常運転時の収束ベッド温度MTb を運転状態別に学習して記憶する(Step10)と共に、前記触媒ベッド温度Tbに基づいて流入制御弁11の開閉切換を判断(Step14)する一方、流入制御弁11が閉弁された(触媒8への排気の流入が制限された)状態では、前記触媒ベッド温度Tbと、流入制御弁11を開弁したときの収束ベッド温度MTb と、の両方が、所定値より低くならない限り(Step15,16) 、流入制御弁11を開弁(触媒8に排気を流入させる) させないようにしたので、流入制御弁11の切換制御のハンチングを効果的に抑制しながら精密な触媒熱劣化の保護が可能となる。
請求項(抜粋):
機関排気を導入し排気中の所定成分を浄化する排気浄化触媒を介装した排気通路と、前記排気通路から前記排気浄化触媒の上流側で分岐し前記排気浄化触媒の下流側で再び前記排気通路に合流するバイパス通路と、排気の流路を前記排気通路と前記バイパス通路との間で切り換え可能な流路切換手段と、機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、所定の定常運転状態を検出する定常運転状態検出手段と、前記排気浄化触媒の温度を検出する触媒温度検出手段と、前記触媒温度が所定に収束したことを検出する収束状態検出手段と、前記触媒温度検出手段により検出された触媒温度に基づいて、排気の流路を前記排気通路側から前記バイパス通路側に前記流路切換手段を介して切り換え制御する第1流路切換制御手段と、排気の流路が前記排気通路側に切り換えられている状態において、所定の定常運転状態で触媒温度が所定に収束したときに、機関の運転状態に応じて所定に割り付けられた運転領域の該当領域を、前記運転状態検出手段により検出された運転状態に基づいて検出し、該当領域毎に、触媒の収束温度を更新記憶する更新記憶手段と、前記触媒温度検出手段により検出された触媒温度と、前記更新記憶手段に記憶されている触媒の収束温度と、に基づいて、排気の流路を前記バイパス通路側から前記排気通路側に前記流路切換手段を介して切り換え制御する第2流路切換制御手段と、を含んで構成したことを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
FI (3件):
F01N 3/20 V ,  F01N 3/20 N ,  F01N 3/20 R

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