特許
J-GLOBAL ID:200903017468895345

車両用変速機のクラッチ制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大西 正悟
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-089558
公開番号(公開出願番号):特開平6-249337
出願日: 1987年11月05日
公開日(公表日): 1994年09月06日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 クラッチ作動用の油圧サーボシリンダへのクラッチ作動油供給制御をソレノイドバルブにより行う場合に、その作動制御を正確に行わせるようにする。【構成】 実スロットル開度および実車速に対応して目標クラッチ容量を設定し、この目標クラッチ容量と実クラッチ容量とのクラッチ容量差に応じてクラッチの作動制御スピードを設定し、クラッチの実クラッチ容量をこの作動制御スピードに基づいて目標クラッチ容量に近づけるようにソレノイドバルブの作動を制御するようになっており、このとき、クラッチ容量差が所定値以下の値であるときには、クラッチ容量差に比例して増加するスピードを作動制御スピードとして設定し、クラッチ容量差が所定値を越える値であるときにはこの所定値に対応するスピードを作動制御スピードとして設定する。
請求項(抜粋):
変速比を可変制御できる変速機構と、この変速機構を介して駆動側に伝達されるエンジンの出力の伝達制御を行うクラッチと、このクラッチを作動させる油圧サーボシリンダと、この油圧サーボシリンダへの制御油圧の供給を制御してこの油圧サーボシリンダの作動を制御するソレノイドバルブとを有してなる車両用変速機において、前記クラッチの作動を制御する方法であって、前記エンジンの実スロットル開度、前記クラッチの実クラッチ容量および前記車両の実車速を検出し、前記実スロットル開度および実車速に対応して目標クラッチ容量を設定し、この目標クラッチ容量と前記実クラッチ容量とのクラッチ容量差に応じて前記クラッチの作動制御スピードを設定し、前記クラッチの実クラッチ容量を前記作動制御スピードに基づいて前記目標クラッチ容量に近づけるように前記ソレノイドバルブの作動を制御するクラッチ制御方法において、前記クラッチ容量差が所定値以下の値であるときには、前記クラッチ容量差に比例して増加するスピードが前記作動制御スピードとして設定され、前記クラッチ容量差が前記所定値を越える値であるときには前記所定値に対応するスピードが前記作動制御スピードとして設定されるようになっていることを特徴とする車両用変速機のクラッチ制御方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-120475
  • 特開昭62-029433

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