特許
J-GLOBAL ID:200903017472075530

外径転圧複合加工装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 開口 宗昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-112284
公開番号(公開出願番号):特開平10-296626
出願日: 1997年04月30日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】 段付き軸で小径側円柱外周面の先端部がテーパ加工されている被加工物の円柱外周面及び先端テーパ部を一加工工程で転圧加工する。【解決手段】 中空内周部にテーパ部を有する工具ヘッドと、そのテーパ部に接触して係止される第1の工具ローラと第2の工具ローラと、これらの工具ローラを周方向均等に交互に配置し回転自在に係止したフレームとを有する外径転圧複合加工装置とし、工具ヘッド又はフレームをベルト、電動機を介して回転させる構造とする。第1の工具ローラは裁頭円錐形とし、その側面を段付き軸の円柱外周面の加工部とし、フレームの軸線に対して所定角度傾斜して取付ける。第2の工具ローラは円柱又は裁頭円錐形とし、その中間部にくびれ部を設け、このくびれ部を段付き軸の先端テーパ部の加工部とする。段付き軸の転圧加工中に先端テーパ部が第2の工具ローラに達したときにこれを検出して、電動機を反転させ、段付き軸を挿入側に排出する。
請求項(抜粋):
先端部にテーパ形状あるいはアール形状の面取り部を有した円柱状の被加工物の外周面を転圧する外径転圧複合加工装置であって、前記円柱形状部の外周面に接触して転圧加工する複数の第一の工具ローラと、前記面取り部の外周面に接触して転圧加工する複数の第二の工具ローラと、前記第一の工具ローラ及び前記第二の工具ローラのガイド面を形成した内周面テーパ状の工具ヘッドと、該工具ヘッドの内周に同軸的に配置され、前記第一の工具ローラ及び前記第二の工具ローラを嵌合係止し、前記被加工物の挿入が可能な中空部を形成したフレームと、前記工具ヘッドと前記フレームを相対回転させる駆動手段と、前記被加工物の軸方向位置を検出する検出手段と、該検出手段の出力に基づいて前記被加工物の移動方向を反転する制御手段と、を備えたことを特徴とする外径転圧複合加工装置。

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