特許
J-GLOBAL ID:200903017480949035

2輪車用ステアリングダンパー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-297037
公開番号(公開出願番号):特開平8-150979
出願日: 1994年11月30日
公開日(公表日): 1996年06月11日
要約:
【要約】【目的】 2輪車の走行状態に応じてステアリングに加える抵抗を切換えることができ、ステアリング自体に内蔵できるステアリングダンパーを提供する。【構成】 ステアリングパイプ4に固定したカム部材11に、2つのくさび空間14、15を設け、この各くさび空間14、15に、ヘッドパイプ3に固定した外輪12との間に喰い込む摩擦材20、21と、それを押圧するコイルバネ22、23を喰い込む。通常のステアリング操作時には、コイルバネ22、23がカム部材11と摩擦材20、21を共回りするように保持し、衝撃的な外力がステアリングに加わった場合には、摩擦材20、21がカム部材11と外輪12の間に喰い込み、ステアリングに抵抗を与えるようにする。
請求項(抜粋):
車体フレームのヘッドパイプと、その内側に挿入されるステアリングパイプとの間に、互いに逆方向の傾きをもつ2つのくさび空間を設け、この各くさび空間に、それぞれ空間と相似形のくさび形状をもつ摩擦材と、その摩擦材をくさび空間の偏よった方向に押圧するバネとを組込み、上記ステアリングとヘッドパイプ間の相対回転速度が所定値以下の時に、バネが摩擦材をステアリングパイプに押圧する力が、摩擦材をヘッドパイプに保持する摩擦抵抗力よりも大きくなり、上記相対回転速度が所定値を越えると、上記力の関係が逆転するように設定した2輪車用ステアリングダンパー。
IPC (2件):
B62K 21/08 ,  B62K 19/00

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