特許
J-GLOBAL ID:200903017489665650

刺股型の捕物道具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志村 浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-030213
公開番号(公開出願番号):特開2000-230800
出願日: 1999年02月08日
公開日(公表日): 2000年08月22日
要約:
【要約】【課題】 壁や塀などが存在しない捕縛現場においても有効に機能する刺股型の捕物道具を提供する。【解決手段】 本体フレーム20の下端に長竿10を取り付け、上端には上下に摺動自在となるような摺動体30を取り付ける。摺動体30はスプリングS1によって、上方に引っ張られている。摺動体30には、半円状のパイプからなる左半環状体40の根元端と右半環状体50の根元端とが回転自在に取り付けられる。各パイプはスプリングS2によって下方に引っ張られ、プーリ44,54に接触した状態を保つ。摺動体30の上下運動と、各半環状体40,50の開閉運動とは連動する。被捕縛者60に対して突出部31を押しつけると、摺動体30は下方に移動し、各半環状体40,50は被捕縛者60を取り囲むように閉鎖状態となり、その位置でロックする。
請求項(抜粋):
被捕縛体を捕縛するために補助的に利用される刺股型の捕物道具であって、本体フレームと、この本体フレームの手前側に取り付けられた長竿と、本体フレームの先端側の前記長竿の延長線に沿って摺動自在となるように本体フレームに取り付けられた摺動体と、それぞれ根元部が前記摺動体に回転自在に取り付けられた左半環状体および右半環状体と、前記摺動体の摺動運動に連動して前記左半環状体および前記右半環状体の相対位置関係を変化させる連動機構と、を備え、前記摺動体が先端側に位置するときには、前記左半環状体および前記右半環状体の先端部の間を被捕縛体が自由に通れるような開放状態が形成され、前記摺動体が手前側に位置するときには、前記左半環状体および前記右半環状体の先端部の間を被捕縛体が自由に通れないような閉鎖状態が形成されるように構成したことを特徴とする刺股型の捕物道具。

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