特許
J-GLOBAL ID:200903017494008870

圧延機出側の金属帯の張力制御方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-299058
公開番号(公開出願番号):特開平11-129012
出願日: 1997年10月30日
公開日(公表日): 1999年05月18日
要約:
【要約】【課題】 金属帯の走間切断時における金属帯のスリップ疵の発生を防止し、金属帯の板厚変動を抑制し、金属帯の形状を安定化する。【解決手段】 第1減算回路26は、目標張力設定回路23、指令張力設定回路24および換算回路25を介して送られてくる指令電流と、電流検出器18からの検出電流との電流偏差を求め、第2減算回路30は、増分速度設定回路28および指令周速度設定回路29を介して送られてくる指令周速度と、周速度検出器17からの検出周速度との速度偏差を求める。リミッタ回路31は、限界速度差設定回路33からの速度偏差の上限値および下限値に基づいて速度偏差を制限し、電流制御回路34は、電流偏差をリミッタ回路31の出力で補正してブライドルロールの駆動モータ11の電流を制御する。速度偏差の上下限値の適正な設定によって、課題を解決することができる。
請求項(抜粋):
圧延機出側に複数のブライドルロールと、走間切断機と、巻取機とをこの順序で配置し、走行する金属帯の切断、巻取りが行われる連続圧延設備における圧延機出側の金属帯の張力制御方法において、圧延機出側の金属帯の走行速度を検出し、金属帯の切断点の走行距離を検出し、前記走行距離に応答し、金属帯の切断点が走間切断機よりも上流側の予め定める位置に到達してから切断された金属帯が巻取機に再び巻取られるまでの走行期間中、前記検出した金属帯の走行速度と各ブライドルロールの周速度との差を、金属帯のスリップ疵の発生が回避できるように小さく制限することを特徴とする圧延機出側の金属帯の張力制御方法。
IPC (5件):
B21B 37/48 ,  B21B 15/00 ,  B21B 37/00 BBP ,  B21B 39/08 ,  B21C 47/00
FI (5件):
B21B 37/00 128 Z ,  B21B 15/00 A ,  B21B 39/08 A ,  B21C 47/00 D ,  B21B 37/00 BBP

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