特許
J-GLOBAL ID:200903017498400669

エンジン排ガスの脱硝制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-026558
公開番号(公開出願番号):特開平5-071335
出願日: 1991年02月20日
公開日(公表日): 1993年03月23日
要約:
【要約】【目的】 ディーゼルエンジン等において、ファジィ推論を行なうことによって脱硝装置に使用される還元剤を制御する。【構成】 デイーゼルエンジン1の排ガス中の窒素酸化物(NOx)濃度は、検出器2によって検出される。演算装置3は、検出器2が検出した窒素酸化物濃度に基づいて、還元剤であるアンモニア(NH3)量を求める。また、前回のサンプリングにおける窒素酸化物濃度と上記窒素酸化物濃度との差に基づく濃度の変化率および目標との差を演算する。そして、これら変化率および差を入力変数として、ファジィ推論を行ない、窒素酸化物濃度の変化に応じたアンモニアの制御量を求め、上記アンモニア量と合せてアンモニア噴出装置4を制御し、排ガス中の窒素酸化物を還元する。
請求項(抜粋):
排ガス中の窒素酸化物の濃度を所定の時間間隔で検出する検出手段と、該検出手段が検出した窒素酸化物濃度に従って、該窒素酸化物を還元するのに必要な還元剤の量と、前記窒素酸化物の濃度と前回検出された窒素酸化物濃度とに基づいてその変化率と、前記窒素酸化物と予め設定した目標値との偏差とを演算する第1の演算手段と、前記変化率および前記偏差に従って前記窒素酸化物の変化に応じた前記還元剤の制御量を演算する第2の演算手段と、前記第1の演算手段が求めた還元剤の量と前記第2の演算手段が求めた制御量とに従って実際に供給する還元剤の量を求める第3の演算手段と、該第3の演算手段が求めた量の還元剤を出力する還元剤出力手段と、該還元剤出力手段から供給された還元剤によって前記排ガス中の窒素酸化物を還元する還元手段とを具備することを特徴とするエンジン排ガスの脱硝装置。
IPC (2件):
F01N 3/08 ,  F01N 9/00

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