特許
J-GLOBAL ID:200903017499770311

自動車のフェンダ取付構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須田 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-319627
公開番号(公開出願番号):特開平8-175427
出願日: 1994年12月22日
公開日(公表日): 1996年07月09日
要約:
【要約】【目的】車幅方向の組付寸法のばらつきを防止でき、またフロントフェンダエプロン及びラジエータアッパサポートの結合剛性の低下を防止できる。【構成】エプロン12の第1通孔12dに臨む第1水平部12aの下面にナット17が溶着され、サポート14のスポット溶接の打点B,C間に基準孔14dが形成される。第1水平部には基準孔に対向して基準孔と略同一孔径を有する逃げ孔12eが形成され、フェンダパネル16の第2水平部16aには基準孔に対向して基準孔と略同一孔径を有する透孔16cが形成される。基準孔及び逃げ孔に位置決めピン19を仮挿入した状態でサポートがエプロンにスポット溶接され、透孔、基準孔及び逃げ孔に位置決めピンを仮挿入した状態でボルト18を第3通孔16b、第2通孔14c及び第1通孔を介してナットに螺合することによりフェンダパネルがエプロンに固定される。
請求項(抜粋):
ボンネット構造を有する自動車(10)のエンジンルーム(11)の両側壁をなし上部に前記自動車(10)の進行方向に延びる第1水平部(12a,13a)が設けられかつ前記第1水平部(12a,13a)の前端近傍に第1通孔(12d)が形成された一対のフロントフェンダエプロン(12,13)と、前記一対のエプロン(12,13)の第1水平部(12a,13a)の前端上面に架設され前記第1通孔(12d)に対向して第2通孔(14c)が形成されかつ前記第2通孔(14c)の後方に所定の間隔をあけて複数打点(B,C)で前記第1水平部(12a,13a)にスポット溶接されたラジエータアッパサポート(14)と、前記自動車(10)の前部外側壁を形成し前記第1水平部(12a,13a)の上面に沿って延びる第2水平部(16a)が設けられかつ前記第2水平部(16a)に前記第1及び第2通孔(12d,14c)に対向して第3通孔(16b)が形成されたフロントフェンダパネル(16)とを備え、前記第1通孔(12d)に臨むように前記第1水平部(12a,13a)の下面にナット(17)が溶着され、前記フェンダパネル(16)がボルト(18)を前記第3通孔(16b)、前記第2通孔(14c)及び前記第1通孔(12d)を介して前記ナット(17)に螺合することにより前記エプロン(12,13)に固定された自動車のフェンダ取付構造において、前記サポート(14)に前記第2通孔(14c)から所定の間隔をあけて形成された基準孔(14d)と、前記第1水平部(12a,13a)に前記基準孔(14d)に対向して形成され前記スポット溶接時に前記基準孔(14d)とともに位置決めピン(19)が仮挿入されかつ前記基準孔(14d)と略同一孔径を有する逃げ孔(12e)と、前記第2水平部(16a)に前記基準孔(14d)に対向して形成され前記ボルト(18)の前記ナット(17)への螺合時に前記基準孔(14d)及び前記逃げ孔(12e)とともに前記位置決めピン(19)が仮挿入されかつ前記基準孔(14d)と略同一孔径を有する透孔(16c)とを備えたことを特徴とする自動車のフェンダ取付構造。
IPC (2件):
B62D 25/08 ,  B62D 25/16

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