特許
J-GLOBAL ID:200903017505513962

透明イットリア焼結体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-367223
公開番号(公開出願番号):特開平11-189413
出願日: 1997年12月25日
公開日(公表日): 1999年07月13日
要約:
【要約】【課題】 焼結密度が高く透明性の優れた酸化イットリウム焼結体の製造。【解決手段】 30°Cよりも低い温度で、0.02モル/リットル以上2モル/リットル以下の濃度のイットリウム塩を含む溶液に塩基剤を加えて、厚さが20nm以下の多数の薄片状粒子が、互いに卓面と端面をカードハウス状に接合した状態で凝集した直径が0.5μm以上の凝集粒子である水酸化イットリウムを生成し、該水酸化イットリウムにイットリウムイオンの量に対して10-3倍から1倍の硫酸イオンに相当する硫酸イオンを含む化合物を添加し、加え終わった時点でpH5以上となるようにし、900°C以上で仮焼して一次粒子の平均粒径が30nm以上500nm以下の範囲にある酸化イットリウム粉末を形成し、該酸化イットリウム微粉末を成形した後、窒素原子やアルゴン原子のように酸化イットリウム中を実質的に拡散できない一種または二種以上の原子のガスの分圧の合計が1/3気圧以下の雰囲気で、1500°C以上2000°C以下の温度で焼成することを特徴とする酸化イットリウム透明焼結体の製造方法。
請求項(抜粋):
30°Cよりも低い温度で、0.02モル/リットル以上2モル/リットル以下の濃度のイットリウム塩を含む溶液に塩基剤を加えて、厚さが20nm以下の多数の薄片状粒子が、互いに卓面と端面をカードハウス状に接合した状態で凝集した直径が0.5μm以上の凝集粒子である水酸化イットリウムを生成し、該水酸化イットリウムに、イットリウムイオンの量に対して10-3倍から1倍の硫酸イオンに相当する硫酸イオンを含む化合物を添加し、添加し終った時点でpH5以上であり、この凝集粒子を900°C以上で仮焼して一次粒子の平均粒径が30nm以上500nm以下の範囲にある粉末を形成することを特徴とする易焼結性酸化イットリウム粉末の製造方法。
IPC (2件):
C01F 17/00 ,  C04B 35/50
FI (2件):
C01F 17/00 A ,  C04B 35/50

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