特許
J-GLOBAL ID:200903017510763225
簡易開封容器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
朝倉 正幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-356357
公開番号(公開出願番号):特開平11-171173
出願日: 1997年12月10日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 開封がスムーズにでき、しかも蓋の落ち込みがなく、また蓋をロックすることのできるカートン容器を提案すること。【解決手段】 外側に位置する第1ハーフカット線は紙の表面からハーフカットされ、内側に位置する第2ハーフカット線は紙の裏面からハーフカットされ、第1と第2のハーフカット線は貼着フラップの付け根において結ばれ、貼着フラップ7の両側部に、引き裂き手段に連続し、かつ本体部7Aと外側の貼着部7Bとを区画する切線またはミシン目が形成され、フラップ7の付け根部分に、外側の貼着部7Bに向かって突き出るロック用突起17A,17Bに形成され、かつ正面パネル1の上縁に沿った位置に、開封時に貼着フラップを正面パネル1から層間剥離により切り離す手段であるハーフカット線が差込フラップの本体部7Aに対応する幅で、紙の表面からハーフカットされている。
請求項(抜粋):
前後の対となる正面パネル(1)と背面パネル(3),及び左右の対となる側面パネル(2)と(4)とを有し、底面が底フラップにより閉塞されている角筒状容器において、背面パネル(3)の上縁には同じ幅の天面パネル(6)と差込みフラップを兼ねる貼着フラップ(7)、及びその摘み部(8)が順に連設され、側面パネル(2)と(4)の上縁には天内フラップ(9A)、(9B)が設けられているとともに、天面パネル(6)の両側縁に沿って、平行な2重のハーフカット線(11L)、(11R)、(12L)、(12R)より形成された引き裂き手段(13)と(14)が設けられ、外側に位置する第1ハーフカット線(11R)、(12L)は紙の表面からハーフカットされ、内側に位置する第2ハーフカット線(11L)、(12R)は紙の裏面からハーフカットされ、前記第1と第2のハーフカット線は、差込みフラップを兼ねる貼着フラップ(7)の付け根において結ばれ、差込みフラップを兼ねる貼着フラップ(7)の両側部に、前記引き裂き手段(13)、(14)に連続し、かつ本体部(7A)と外側の貼着部(7B)とを区画する切線またはミシン目(15)、(16)が形成され、この切線またはミシン目(15)、(16)において該フラップ(7)の付け根部分に、外側の貼着部7Bに向かって突き出るロック用突起(17A)、(17B)に形成され、かつ正面パネル1の上縁に沿った位置に、開封時に貼着フラップ(7)を正面パネル(1)から層間剥離により切り離す手段であるハーフカット線(18)が前記差込フラップ(7)の本体部(7A)に対応する幅で、紙の表面からハーフカットされていることを特徴とする紙製簡易開封容器。
前のページに戻る