特許
J-GLOBAL ID:200903017510884065
超音波探傷装置とその方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
猪股 祥晃
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-300259
公開番号(公開出願番号):特開平11-133006
出願日: 1997年10月31日
公開日(公表日): 1999年05月21日
要約:
【要約】【課題】被検材が薄板であっても板波を容易に発生させて高効率で高分解能な探傷ができる超音波探傷装置を提供すること。【解決手段】超音波振動子を多数並設した超音波アレイ探触子を用いて被検材中の欠陥等を検査する超音波探傷装置において、被検材の板厚と周波数に基づく板波超音波の位相速度を用いて被検材の板波の波長と等しい周期で板表面を振動させるように個々の超音波振動子を駆動するタイミングを設定する超音波発信手段と、超音波発信手段により発振した超音波を被検材に入射させ、個々の振動子で受信した超音波信号を送信と同じタイミングで受信する超音波受信手段と、受信した信号を遅延させた後加算する加算手段とを備えているので、効率的な板波の受信が可能になる。
請求項(抜粋):
超音波振動子を多数直線状に並設した超音波アレイ探触子を用いて被検材中の欠陥等を検査する超音波探傷装置において、前記被検材の板厚と周波数に基づき発生させ得る板波超音波の位相速度を用いて当該被検材の板波の波長と等しい周期で板表面を振動させるように前記アレイ探触子の個々の超音波振動子を駆動するタイミングを設定して超音波を発信する超音波発信手段と、前記超音波発信手段により発振した超音波を被検材に入射させると共に、前記アレイ探触子の個々の振動子で受信した超音波信号を送信と同じタイミングで受信する超音波受信手段と、前記超音波受信手段により受信した信号を遅延する遅延手段と、前記遅延手段の出力信号を加算する加算手段とを備え、励振した板波に基づく反射信号を選択的に受信することにより前記被検材の板波超音波の送受信を効率的に行うようにしたことを特徴とする超音波探傷装置。
IPC (2件):
G01N 29/10 502
, G01B 17/00
FI (2件):
G01N 29/10 502
, G01B 17/00 Z
前のページに戻る