特許
J-GLOBAL ID:200903017512553090

モータ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-145373
公開番号(公開出願番号):特開平8-317588
出願日: 1995年05月19日
公開日(公表日): 1996年11月29日
要約:
【要約】【目的】 スリーブ軸受の摩耗や潤滑剤の枯渇を防ぎ、寿命の長い信頼性の高いモータを提供する。【構成】 シャフト3の下端部には抜け止めのための係止部品11が外嵌され、その内側にはワッシャ9及びOリング10を介して、ワッシャ8がスリーブ軸受2の側面部に当接して設けられている。潤滑油が含浸された多孔質材料によって形成されたスリーブ軸受2の側面部とワッシャ8との間隙は、外周側へ次第に大きくなるよう設けられているので、スリーブ軸受2の外側へ滲出しようとする潤滑油は、間隙の毛細管現象により保持される。ワッシャ8の外周部には、スリーブ軸受2の外壁部2aがワッシャ8を包囲するように設けられているので、潤滑油がモータ外部へ飛散しようとしても外壁部2aの内周面で捕捉され、スリーブ軸受2に回収される。
請求項(抜粋):
シャフトと、該シャフトの一端部に固定された第1のヨーク部材と、前記シャフトの他端部側が挿入され、前記第1のヨーク部材を軸受支持するスリーブ軸受と、該スリーブ軸受が固定された第2のヨーク部材とを備え、前記第1のヨーク部材と前記第2のヨーク部材とが相対回転駆動されるモータにおいて、前記スリーブ軸受は潤滑剤が含浸された多孔質材料により形成され、前記シャフトの他端部には、前記スリーブ軸受に軸方向へ当接することにより、前記シャフトと前記スリーブとの軸方向相対移動を規制する、鍔状部材が設けられ、前記鍔状部材と前記スリーブ軸受との対向部位は、前記鍔状部材と前記スリーブ軸受との当接部位から半径方向外方に従い、前記鍔状部材と前記スリーブ軸受との軸方向間隙が次第に大きくなるよう設けられた、ことを特徴とするモータ。
IPC (3件):
H02K 5/167 ,  F16C 33/10 ,  H02K 5/10
FI (3件):
H02K 5/167 B ,  F16C 33/10 A ,  H02K 5/10 Z

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