特許
J-GLOBAL ID:200903017515598427

カメラ用シャッタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠原 泰司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-347536
公開番号(公開出願番号):特開平10-186451
出願日: 1996年12月26日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】電磁石を用いることなく駆動部材の露光作動を電気的に制御できるようにした小型化,低コスト化に適するカメラ用シャッタを提供すること。【解決手段】先羽根用駆動部材2と後羽根用駆動部材3は、セット位置において、先羽根用係止部材16と後羽根用係止部材17によって係止されている。撮影に際して、露光時間制御回路がトリガーされると、先ず、ワイヤ状の形状記憶合金6に通電され、次に、測光条件に応じて所定時間が経過すると、形状記憶合金7に通電されるようになっている。形状記憶合金6,7は、通電されると短くなって各係止部材16,17を作動させ、各駆動部材2,3の係止を順に解くので、それによって先羽根及び後羽根が露光作動を行うようになっている。
請求項(抜粋):
露光用開口部を有する地板と、往復作動が可能であって露光作動時に先羽根用駆動ばねによってセット位置から作動され先羽根に前記露光用開口部を開かせる先羽根用駆動部材と、前記先羽根用駆動部材をセット位置で係止する先羽根用係止部材と、往復作動が可能であって露光作動時に後羽根用駆動ばねによってセット位置から作動され後羽根に前記露光用開口部を閉じさせる後羽根用駆動部材と、前記後羽根用駆動部材をセット位置で係止する後羽根用係止部材と、前記各係止部材の少なくとも一方に取り付けられ通電されたとき該係止部材による係止を解き前記各駆動部材の少なくとも一方に露光作動を行わせる形状記憶合金と、前記各駆動部材を前記各駆動ばねに抗してセット位置に作動させるセット部材とを備えていることを特徴とするカメラ用シャッタ。
IPC (2件):
G03B 9/36 ,  G03B 9/08
FI (2件):
G03B 9/36 F ,  G03B 9/08 Z

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